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今週の一本

●大手水産の上期水産事業  井出万寿男 (週刊水産タイムス:08/11/17号)

マルハニチロ水産・極洋が増収

 大手水産各社の上期における水産事業は、マルハニチロ水産が12万5856tで、ニチロ分を含めた前年に比べ1282tの減少となったが、単価が3%アップしたため、2%の増収となった。
 数量は北方魚、サケ・マス、貝類が増加、タコ・イカ、カツオ、スリミが減少した。
 スリミは数量が7%減少したが、単価が315円から478円へと52%アップ、金額は4割(33億円)増えた。逆に鮭・鱒は単価が18円ダウンしたものの、扱いを3000t以上増やし、17億円以上の増収となった。
 エビは数量減・単価ダウンのダブルパンチで約20億円の減収。原料事情が良くなかったタコ・イカは、単価がややアップしたものの、数量の大幅な減少で12億円以上の減収となった。
 日本水産の水産事業売上高は1029億円で前年比120億円減少、営業利益は9億6500万円で7億6400万円減少した。
 日本におけるスリミ、サケ・マス、魚油・ミールの販売は順調だったが、ホウスイ、同社水産流通部門の会社分割に伴う持分法適用化の影響や、北米での販売数量減少、チリのサケ養殖会社における魚病の発生が響いた。
 単体ではカニを除いて減少。スリミは数量が18%減ったが、単価が7割も上昇したため4割の増収。カニも数量増が売上げに寄与。
 極洋の水産商事は、前年同期の営業損失4500万円から10億4500万円の営業利益へと大幅に改善。相場が堅調に推移し、ホッケなどの北洋魚や鮭鱒を中心に国内向けの販売が拡大した。
 調達にあっては適時適量買付けを徹底したことで、前年の上半期で発生した鮭鱒やエビでの処分損もみられなかった。
 上半期の取扱い数量は6万0846tで、前年同期に比べて8356t増加。単価の高いカニや魚卵の扱いが減少したことで平均単価は50円ダウンしたものの、売上高は367億円と24億3600万円増加した。
 魚種別の数量は鮭鱒、南方魚、北洋魚、エビ、鯵鯖鰯が増加、カニと魚卵が減少した。単価がアップしたのは南方魚、カニ、鯵鯖鰯、魚卵で、ダウンしたのは鮭鱒、北洋魚、エビ。金額はエビとカニを除いて、いずれの魚種も増やした。

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