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今週の一本

●シーフードショー 賑やかに開催  井出万寿男 (週刊水産タイムス:09/07/27号)

大手水産もブースで競演

 夏の恒例イベントになったアジア最大級の水産商材国際見本市「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(主催:大日本水産会、中須勇雄会長)が東京ビッグサイトで22〜24日、にぎやかに行われた。各ブースには鮮魚から完成度の高い水産加工品まで、国内外から様々なシーフードが一堂に会し、多くの量販店や外食産業のバイヤーらが熱い商談を繰り広げた。

子供サポーターとのテープカットで開幕した
 開会式で大日本水産会の中須勇雄会長は「今回で11回目を迎え、次の10年に向けての一歩になる。日本における水産食品は幅が広い。魚介類の種類だけでなく、季節や産地によって味や値段が異なり、さらに鮮魚から干物、蒲鉾まで多様性に富んでいる。日本の食文化を育む水産食品が多くの消費者に愛されるように、水産の活力を見せる3日間にしたい」と挨拶。大手水産会社、漁業者代表、出展者代表、在日大使ら38人が子どもサポーターと並び、テープカットを行った。
 今年は378社が出展。水産加工品、冷凍加工水産物、シーフード惣菜のほか、包装・物流機器・サービス、冷凍・冷蔵機器メーカーも多数出展し、幅広いメーカーとの出会いがあった。
 「すしEXPO」、「国際水産技術展」、「魚が住まう海の浄化技術展」に加え、今年は新たに「漁船漁業復活コーナー」も同時開催。関連セミナーも3日間で70以上開催された。
 「輸入種苗に頼らないカンパチ養殖技術」、「クジラの解凍法・活鯨と熟成鯨」、「クロマグロ養殖業の現状と展望」、「冷蔵魚の商品寿命と価値をあげる革新的技術」などから、商売に直結する「回転寿司のビジネスチャンス」「食品のパッケージ、魚にもファッション」に至るまで、充実した内容となった。
 大手水産会社のマルハニチロ、日本水産、極洋も会場中央に大きなブースを設け、活発な展示を行った。
マルハチニクロはクロマグロや養殖カンパチの取り組みを紹介
日水は「魚を食べよう!」をテーマに展開した
 マルハニチロ水産(伊藤滋社長)とマルハニチロ食品(坂井道郎社長)は「魚と食の創造」をテーマに完全養殖達成を目指すクロマグロや、新規流通ルートの開拓を進める養殖カンパチ冷凍加工品の取り組みを紹介。マレーシアの自社養殖場(アグロベスト社)で育てた高品質のバナメイ、ブラックタイガーも売り込んだ。
 一方、日水は同社グループならでは白身魚漁獲事業とスリミ加工事業をPR。出展テーマは「魚を食べよう!」で、白身魚のホキを使用した水産加工品のフィレー、切り身、業務用冷凍食品の「笹形白身魚フライ」、家庭用冷凍食品の「白身魚とタルタルソースのフライ」などを試食で提供した。また、スリミを使用した商品として「おさかなのソーセージ」、「海からサラダフレーク」も展示した。
 極洋は、寿司種・冷凍寿司、サケ、エビ、マグロ、カツオなどの原料と加工品の約50品目を出展。中でも10月の初出荷を控えたキョクヨーマリンファームの本マグロ養殖事業や、2009年モンドセレクション金賞に輝いたスモークサーモンをアピールした。
 スモークサーモンでの同賞受賞は大手水産で初めて。原料はチリ産トラウトで、タイの合弁会社、KUE(K&Uエンタープライズ)で生産。現状は全量日本向けだが、受賞を契機に海外販売も手掛ける。

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