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今週の一本

●09年の冷凍野菜輸入数量1.2%減76万t  高橋尚徳 (週刊冷食タイムス:10/02/02号)

10年ぶり米国がトップに
中国産2%減で2位転落 

 09年(1〜12月)の冷凍野菜輸入高は数量1.2%減76万1036t、金額5.8%減1047億1091万円といずれも前年を下回った。数量は04年と同水準。国別ではアメリカ産が30万t超でトップになり、2000年以降9年連続でトップだった中国産は2.4%減29万6000tと30万tを割り込み、2位になった。財務省が1月29日発表した。

 輸入先上位10カ国の顔ぶれに変更はなく、08年8位だったベトナム産と9位のエクアドル産の順位が入れ替わった。上位10カ国中、中国、カナダ、ニュージーランド、インドネシアが前年実績を割り、中国以外は二ケタ減少した。一方、最も伸びたのはベルギー産の32.2%増。08年は八割増だったポテトが09年も、伸び率は鈍化したものの35.1%増と依然伸び続けている。
 中国産は2.4%減と微減だが、07年比では19.5%減と二割近く落ち込んでいる。ただし09年は上期(1〜6月)の10.1%減と比べ、通年ではマイナス幅が7.7ポイント縮小し、回復基調にあることがうかがえる。
 今年は中国産冷凍野菜を回復させようと冷食メーカー大手が意欲的なのに加え、消費者の中国不信も薄らぎつつあることから、前年を上回る輸入数量が予想される。
 アメリカ産は主力のポテトが2.0%増と伸び、全体をけん引した。
 3位のタイ産は4.0%増。4位カナダ産は14.8%減と二ケタ減となった。5位の台湾産は主力の枝豆が5%近く伸び、トータルで3.5%増となった。
 品目別ではポテト1.4%増、ブロッコリー1.8%増に対し、豆類3.0%減、ほうれん草4.5%減、コーン4.0%減、さといも3.3%減、混合野菜6.8%減、その他の凍菜2.7%減と前年を割った品目が少なくない。
 ほうれん草は5万t超あった01年のピーク時の半分以下になった。09年は中国産が4.8%増1万8357tとシェア八割超でトップ。2位ベトナム産は42.9%減1592tと大幅に減少。3位台湾産は15.2%減1531tとなった。
 枝豆は5.9%増。1位台湾産が4.8%増2万2614t、2位タイ産が28.8%増1万7561tと大幅増、3位中国産が4.2%減1万5632tとなった。

12月は数量6%増
 12月単月では、数量6.0%増、金額0.4%増と数量、金額とも前年を上回った。
 特に豆類16.8%増、ほうれん草35.4%増、さといも42.8%増、ブロッコリー11.7%増、混合野菜21.0%増と5品目が二ケタ伸びた。一方で最大品目のポテトは1.3%減と前年を割った。

2009年冷凍野菜輸入先上位10カ国
 数量(t)前年比(%)
アメリカ30万23661.5
中国29万6243▲ 2.4
タイ4万16404.0
カナダ3万0329▲14.8
台湾2万45373.5
ニュージーランド1万9784▲14.6
ベルギー1万196132.2
エクアドル76589.5
ベトナム76040.6
インドネシア5588▲17.2

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