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今週の一本

●日水、デルマールを買収  松田陽平 (週刊水産タイムス:10/08/02号)

水産加工拠点を拡充

タイデルマールの工場
 日本水産はデルマール・ホールディングス(千葉市)が100%株式を保有するデルマール(同、柳原正邦社長)の株式すべてを取得したと7月29日発表した。
 デルマールはスケソウダラを中心に、サケやエビなどを原料にしたポーション(切身)やフライなど加工度の高い水産加工・調理冷凍食品の生産を得意としている。国内自社工場(船橋)、タイ国サムットプラカーン市にある子会社生産工場や中国の協力工場で生産した水産調理冷凍食品を、国内の外食チェーンなど業務用マーケットに長年供給してきた。
 日本水産はグループが保有する水産資源アクセス力、生産・販売ネットワーク、商品開発力などを活用し、今後大きなシナジー効果を発揮することができると期待している。
 今回の投資について日水は「中期経営計画の基本方針である『水産資源の価値を最大化させるグループ戦略』に沿ったもの。グローバルリンクス・ローカルリンクスと水産事業・食品事業の協働により、デルマールのお客様に対する提案機能を強化し、グループの事業拡大へ寄与するもの」とコメントしている。
 デルマールの設立は昭和22年(1947年)、資本金は2億円。売上高は87億2400万円(2009年12月期)。

外食店の運営事業に集中
柳原紀文デルマールHD会長

 水産加工子会社デルマール(柳原正邦社長)の株式を日本水産に100%譲渡したデルマール・ホールディングスは、今後、外食店のフランチャイズ運営に事業を専念する。
 デルマール・ホールディングスの柳原紀文会長は次のように語っている。
 「これまでサプライヤーとして事業を続けてきたが、これからは店舗拡大でシステムに貢献していきたい。当社は捕鯨会社から水産加工に転じたが、今回は2度目の節目となった。世界的に水産資源は減少傾向にあり、年々厳しさを増してきている現状から、水産原料の調達力に優れている日本水産に経営をお任せする方が良いと判断した。当社は一昨年10月に子会社デルマール・ダイニング(柳原正文社長)を設立し、外食店のフランチャイズ展開を開始。今後はこちらに企業資産を集中させ、拡大を図りたいと考えている」。

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