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今週の一本

●ニチレイフーズ、4月1日から池田新体制に  佐藤巳喜夫 (週刊冷食タイムス:11/02/22号)

加藤副社長(管理生産)、左東専務(営業)が両軸

大幅若返り、次世代育成も

池田次期社長
加藤次期副社長
左東次期専務
 ニチレイフーズが4月1日付で大幅異動を実施する。新社長に池田泰弘常務執行役員(商品本部長)が就き、管理・生産管掌の副社長に加藤直二常務執行役員、営業本部長には首都圏支社長の左東賢治執行役員――の新体制。相馬義比古社長と内海昌彦専務生産本部長、柳本清専務営業本部長は6月の株主総会で退任する。

相馬社長と内海、柳本両専務退任、若手を執行役員に

 4月1日の異動第1弾は執行役員と一般管理職、6月21日の株主総会で取締役級が異動する。従って池田氏は4月1日付で「社長執行役員」となり、6月21日付で「代表取締役社長執行役員」に就く。相馬社長は4月1日付で社長職を離れて「代表取締役」となり、6月退任する。
 生産本部長は常務執行役員に昇格する柴田徹生産推進部長、商品本部長は同じく常務執行役員となる大内山俊樹商品第三部長、首都圏支社長は畑中晴彦執行役員広域営業部長が務める。
 新たに執行役員として品質保証、海外(中国)、生産、商品、販売支社からそれぞれ5名を抜擢した。海外駐在から同社が役員、執行役員を出すのは初めて。中国事業を統括する日冷企業管理諮詢(上海)の島田明彦董事長が選ばれた。
 大幅な若返りを図るとともに、ニチレイフーズの冷凍食品を支える“次世代”経営幹部を育成するのがねらいと見られる。浦野光人取締役会長(ニチレイ代表取締役会長)は変わらない。
 相馬社長は05年の事業分社で副社長、07年4月社長就任から4年。チキン事業で大苦戦を強いられたが、自社生産に切り換え、収益回復の道筋をつけた。60歳。

ニチレイフーズ 新人事の背景
“60歳”で区切り

 ニチレイフーズの新人事は、想定された範囲を上回るもので、社内にも驚きが一時広がったが、すぐに納得する受け止め方に変わったようだ。
 退任する相馬義比古社長は4月で61歳。同じく内海昌彦専務は8月で60歳、柳本清専務は62歳となる。3月退任する益田和明常務も今年60歳。発表はしていないが、支社長級でも今年60歳の年代は同社を去る。同じく退任するニチレイフレッシュの長谷川寿社長も今年60歳の還暦組。明らかに若返りを図った人事。
 相馬社長はタイでOEM生産していたチキンで高値在庫を大量に抱え、収益悪化の主要因としたが、直接関与する自社生産方式に切り換え、大型拠点を設けたばかり。

チキン問題解消、収益改善見届け

 中国でも大型冷食工場の建設を決め、未利用魚活用、畑からの農作物管理・加工販売、冷凍パンや和菓子の事業戦略などを次々推進し、アセロラ飲料事業の売却なども実施した。
 チキンでは大苦戦を強いられたが、他の事業でカバーして事業赤字を出さず、今期で大幅増益まで回復した。
 後任の池田氏は79年入社。関西営業統括部長から分社した05年東北支社長。翌06年営業副本部長、07年50歳で執行役員、08年から商品本部長。商品プレゼンでは同社の“顔”として活躍してきた。
 10年常務執行役員。昭和31年8月18日愛媛県伊予大洲生。明るさが持ち味。元気なニチレイを取り戻すのが課題。54歳。

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