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今週の一本

●クジラファミリー集結  井出万寿男 (週刊水産タイムス:11/07/25号)

調査捕鯨継続へ決議

全国の名物鯨料理を堪能

三陸の復興と捕鯨再開へ、
木久扇師匠の音頭で乾杯
 クジラ食文化を守る会(会長=小泉武夫東京農業大学名誉教授)は東日本大震災のチャリティ(会費の一部を義援金に充当)を兼ねた全国集会を19日、東京・晴海のホテルマリナーズコート東京で開いた。全国から200人以上が参加し、商業捕鯨の再開と調査捕鯨の安全な継続を求める決議文を採択した。
 小泉会長は「全国のクジラファミリーが一堂に集い、本当に嬉しい。今こそ捕鯨で東北を盛り上げ、捕鯨で日本を守っていかなくてはならない時だが、条約に求められた調査捕鯨が反捕鯨団体のシー・シェパードの暴力で中断に追い込まれたのはどうにも納得がいかない。日本という一国の事業が、あのような小さなテロ集団におびえ、農林水産大臣の命令で逃げ帰ってきた姿など、次の世代には恥ずかしくて見せられない」と語気を強め、(1)わが国の200海里内での商業捕鯨を再開し、東北の復興を支援する(2)南氷洋の調査捕鯨を安全的に実施するため、海保、または海自の巡視船を派遣し、テロ集団の活動を停止させる――との決議文を読み上げ、割れんばかりの拍手で採択された。
 集会では千田美恵子さんら宮城県石巻から駆けつけたクジラ食文化のメンバーが復興にかける思いを交えて近況を報告。実家が酒造業の小泉会長が提供した清酒「泉山」(四斗樽)で元気に鏡開きを行った。乾杯の音頭は落語家で同会副会長の林家木久扇師匠がとった。
 テーブルに並んだ鯨料理はマルホ(熊本市)の「さらしくじら」、日野商店(長崎市)の「湯かけくじら」をはじめ、刺し身、ベーコン、鯨寿司、竜田揚げ、畝須のネギマ焼、味噌煮込みなど。
 鯨料理店の会も模擬店を出し、「くじらのカツドック」「くじらのヤキヤキ」(千葉県和田浦のぴーまん)、「くじらご飯」(東京の駒形どぜう)、「ハリハリうどん」(大阪の徳家)、「ステーキ」「大和煮」(仙台市のくじらのお宿―乃谷)が提供された。
 長崎からやってきた、くじらの歌姫・ピロリーナの歌と演奏が和やかなイベントに、さらに華を添えた。

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