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今週の一本

●タイの大洪水、冷食工場にも被害  木村健 (週刊冷食タイムス:11/10/18号)

アユタヤの鶏加工、操業停止も

マハチャイ地区等は「被害なし」

 タイを襲った記録的な洪水で、現地に進出している冷凍食品メーカーの供給が一部でストップしている。被害が大きいのはバンコク上流のアユタヤ県。ハイテク工業団地にある味の素グループのAFT(タイ味の素冷凍食品)は、同団地に避難勧告が出たため操業を停止しており、工場も浸水した。同県のロジャナ工業団地にある日本ハムの連結会社で鶏肉加工品を製造輸出するタイ・ニッポン・フーズと鶏肉加工品や野菜など原料を保管するタイ・ニッポン・コールド・ストレージも操業を停止しており、復旧のめどはたっていない。

 アユタヤ県ではタイ味の素冷凍食品が操業を停止するなど大きな被害が出ているのに対し、水産物の水揚げ基地であり日系冷食メーカーが集中するマハチャイ地区には目立った被害は出ていない模様。同地区にはN&Nフーズ、キングフィッシャー、KUE、テップキンショーフーズ、タイデルマール、チョクサムットなどがある。
 現地からの情報によれば「マハチャイ地区の工場に被害はでていない。地域によっては先週土曜日の大雨の日に大潮が重なり、床まで水が浸み込んだ建物もあるが、雨量が多い時期は珍しくない。7〜10月は台風が熱帯低気圧に変わって停滞する。日本で報道されているバンコクの洪水は一部の地域であり、あの地区はこの時期によく水浸しになる」といたって冷静。
 スラポンニチレイフーズの工場がある北のカビンブリ地区やバンコク近郊のテパラク地区、GFNのあるチョンブリ県なども特に被害は出ていない模様。「ごく一部だが、アユタヤ県ナワナコン地区などから仕入れている資材もあり、今後供給が不安定になる可能性もある」と懸念する声もある。

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