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今週の一本

●昨年の冷凍麺生産量、「調理セット」大幅増加  木村健 (週刊冷食タイムス:12/06/12号)

震災後の変化、如実に

 昨年の冷凍麺の生産数量は「素材麺」が減少し、「つゆ付き」と「調理セット」が大きく伸長した。震災後の需要の変化が如実にあらわれた形。一般社団法人日本冷凍めん協会がまとめた。昨年の冷凍麺生産食数は14億1979万4千食で前年比1.1%増となった。

 昨年の業務用は8億9416万3千食、0.8%増と微増だが、「調理セット」は20.9%増、「つゆ付き」は母数が少ないながら2倍以上に増加した。

 市販用も「調理セット」は9.4%増、「つゆ付き」は12.8%増と大きく伸びた。特に「パスタ」の調理セットは17.5%増と大きく伸びた。

 反面、素材麺は市販用が3.6%減、業務用は0.5%減。ただし、関係者からは「震災後に家庭の買い置きが増えたのに市販用の素材麺が減ったのは業務用の5個パックうどんなど徳用サイズが市販用市場に流れたためだろう」という見方もあり、家庭での素材麺の利用が数字ほど大きく減ったとは限らない。

 品目別では日本そばがわずかに減少したが、中華麺、パスタ、焼きそばが伸び、ボリュームの大きなうどんも0.3%増と前年を上回った。パスタは業務用が1割減ったものの、市販用が17.4%増と大きく伸び、内食化の傾向が顕著になっている。中華麺も市販用が好調。市販用の「その他」も母数は小さいものの6割以上伸びており、韓国冷めんやフォーなどバラエティー化が進んだと考えられる。

 業務用は焼きそばの17%増が際立っている。ご当地グルメの焼そば人気などが要因として考えられる。

 同協会は平成22年まで推計方式で算出していたが、23年から調査方式に切り換えている。そのため、今回は22年の数字も合わせ2年分の調査を実施している。

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