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今週の一本

●ローソン、オリジナル冷食投入  高橋尚徳 (週刊冷食タイムス:14/03/04号)

有力メーカーが和惣菜など生産

 
 ローソンはパスタや和惣菜などスーパーとは一線を画すオリジナル冷凍食品7品を3月から発売する。マルハニチロ食品や日本水産、日本製粉、米久など有力メーカーが生産を請け負う。

 「ローソンセレクトデリシャス 赤ワイン仕立て牛肉のデミソース煮」(387円)は米久が持つ真空調理法により、家庭ではなかなか作ることができないメニューに仕上げた。

 パスタは既存ブランド“パスタ屋”を冷凍にも横展開して「なすとベーコンのトマトソース」(同)を商品化、中食需要を取り込む。デミソース煮とパスタは4月以降も税込価格400円を下回る設定。

 他に、チルドのスタンディングパックの需要を取り込む「小松菜と京揚げの煮びたし」や「さばの味噌煮」など和惣菜5品を発売する。売価はいずれも192円、4月以降も200円以下に設定した。

製造小売業として2ケタ成長へ

 ローソンはマスコミやアナリストを対象に新年度以降の事業戦略説明会をパシフィコ横浜でこのほど開催した。新浪剛史代表取締役CEOが2ケタ成長をめざす考えを表明したほか、担当役員が分野別の説明に当たり、原料調達にまで踏み込んで製造小売業をめざす方針を改めて明確にした。

 大山昌弘専務執行役員COO商品統括担当は、メーカーの技術力やイノベーティブな原材料に関するデータバンクを拡充し、商品開発の際に最適なサプライヤーを組み合わせる手法を紹介した。小麦のふすま(外皮)を原料に使うことでカロリーと糖質を抑えた「ブランパン」は、高い原材料技術を持つ鳥越製粉と、山崎製パンが組んだことがヒットにつながったという。

 さらに「手作り・出来立てにかなうものはない」(大山専務)との考えから、店内調理に力を入れる方針を示した。4月に発売する「厚切りロースカツカレー」は冷凍パックしたカレールゥを店内で加熱し、容器にご飯と一緒に盛り付け、揚げたてのカツを乗せ、シールする。カツを揚げる時間を除く一連の工程は約1分でこなす。カウンターコーヒーとの併売を狙うドーナツもラインナップする。

 店内調理を導入している店舗は今期末に2千店超、来期には3千店に拡大し、収益の柱に育てる方針。

 続いて前田淳執行役員商品統括グループCEO補佐は、生鮮食品が他社との差別化や客層の拡大につながる重要なカテゴリーだと強調した。生鮮食品を購入する客は購入しない客に対して来店頻度が2.1倍、客単価も1.2倍と高いことを示し、グループの1店当たりの生鮮品売上高は7年で約10倍に伸長したことを報告した。生鮮野菜の供給基地ローソンファームの拡大も重視しており、3年後には40カ所に増やす予定。

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