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今週の一本

●ニチレイロジグループ、咲洲物流センター完成  井出万寿男 (週刊水産タイムス:14/10/13号)

関西圏で最大級の4万t

関西エリアに4万tを純増した
 ニチレイロジグループ本社(東京・築地、松田浩社長)が関西圏における主力事業所として建設を進めてきたニチレイ・ロジスティクス関西(大阪市北区、酒井昭司社長=ニチレイロジグループ本社常務執行役員)の咲洲(さきしま)物流センター(竹内弘明所長)が大阪市住之江区南港に竣工し、7日、報道関係者に公開された。

 関西圏では最大級の4万t。土地代を含めた設備投資金額は89億円。阪神高速道路の南港ICから3km、最寄駅は南港ポートタウン線の中ふ頭(1km)。

 冷蔵庫棟は鉄筋コンクリート造り5階建てで免震構造。鉄骨造り平屋建ての荷捌棟、鉄骨造り4階建ての事務所棟を併せ持つ。

災害に強く、高度な物流品質

 冷蔵庫棟の設備能力はF級3万493t、FC級8752t、C級855tの計4万100t。収容パレット数は2万9000枚。輸配送の拠点としても機能するが、保管が主体となるので移動ラックはない。

 1階の低温荷捌室は奥行25mあり、2000uの広さ。付帯施設として高周波解凍室や検品室を設けた。凍結室の能力は40t(日産)。

 荷捌棟は2300uで、冷凍倉庫や軽加工室を持つ。

 冷蔵庫棟の昇降設備はエレベータ2基、垂直搬送機10基。接車バースは冷蔵庫棟31、荷捌棟14。冷凍機は屋上に設置。

 酒井社長はセンターの特徴について「高度なセキュリティー機能と、免震構造、モータープール(地盤強化)による液状化対策、非常用発電機(導入予定)など、災害への備えを徹底した。またニチレイグループで培ってきたノウハウや設備面での技術を結集し、高度な物流ニーズへの対応を可能にした」と語っている。

 同センターでは保管温度管理やトレーサビリティー、賞味期限を基準とした在庫管理などの従来のサービスに加え、全館荷捌きエリアを0℃に設定。1階プラットホームの陽圧化による外気遮断、最新の大型解凍設備の導入や、検品などの高度な流通加工にも対応する。

 保管を主体に活用する予定だが、咲洲物流センターの新設に伴って、ロジグループの関西エリアの商品について、特性に応じた商品の再配置も進める方針。「関西港湾地区で3万t程度の庫腹を輸配送主体の運用に切り替え、グループの輸配送事業の強化につなげたい」(酒井社長)。

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