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今週の一本

●4〜9月食品メーカー決算  高橋尚徳 (週刊冷食タイムス:14/11/04号)

円安、原料高が利益を圧迫、海外は好調

 大手食品メーカーの4〜9月は、円安による原料コストアップが利益を大きく圧迫しているが、売上高は好調に推移している。4月は増税の影響で一息ついたが、ニチレイは冷凍食品をメインとする加工食品事業で89億円の増収、カゴメは反動減で減収となった。海外事業は国内以上の伸びを示し、好調に推移している企業が多い。

ニチレイ、加工食品は89億円増収

 ニチレイの4〜9月期連結決算のうち、加工食品事業は調理冷凍食品が好調に推移したことで売上高8.8%増(89億円増)の1093億3300万円と増収、営業利益は114.3%増(11億円増)の21億5200万円と大幅増益となった。

 家庭用調理冷食は5%増292億円。業務用調理冷食は9%増480億円、農産加工品が3%増103億円といずれも伸長した。

 家庭用は「本格焼おにぎり」や「本格炒め炒飯(塩)」など主力の米飯類や、リニューアルした「ミニハンバーグ」が好調だった。

 業務用は中食向けを中心に、チキン加工品やコロッケ、春巻などの扱いが拡大し、大幅な増収となった。

 農産加工品は家庭用が枝豆、ブロッコリー、業務用ではほうれん草など「そのまま使える」シリーズの販売が順調だった。

 海外は北米でアジアンフーズ(家庭用冷食)の取り扱いが伸長したことに加え、タイ子会社のEU向けチキン加工品の販売が好調で、23%増125億円と大幅な増収となった。

 加工食品の営業利益は前期比2倍を超える増益となったが、商品ミックスの改善が進まず、当初見込んだ25億円を下回る22億円となった。

 下期は原材料・仕入れコスト増の影響が大きくなるが、第2四半期実施した価格改定効果の本格化に加え、家庭用調理品の拡販などで通期計画の62%増55億円を計画している。

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