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今週の一本

●韓国、日本産食品を現地調査  井出万寿男 (週刊水産タイムス:14/12/15号)

水産物など輸入再開への期待高まる

 日本産食品に対する韓国の輸入規制に関し、韓国の専門家委員会が15日来日し、現地調査を行うことになった。

 来日する専門家委員は研究機関4人、消費者団体2人、行政1人の計7人。調査団長はユン・ジュヨン韓国原子力安全技術院放射能分析センター長。19日までの予定。

銚子漁港や海生研など訪問

 調査先は農水省(関係省庁からの説明を聞く)、東京電力福島第一原子力発電所、福島県いわき市地方卸売市場、千葉県銚子市漁業協同組合地方卸売市場、食品・海水及び海底土の放射能分析を行う民間分析機関など。(公財)海洋生物環境研究所の中央研究所(千葉県夷隅郡御宿町)も訪れる。

 韓国は25年9月に日本産食品の輸入規制を強化。日本側は二国間での働きかけや、WTO・SPS委員会(世界貿易機関・衛生植物検疫委員会)で「特定の貿易上の懸念」の数回にわたって表明するなど、緩和・撤廃に向けた働きかけを続けてきた。

 これに対し、韓国は26年9月に有識者、消費者団体及び政府関係省庁からなる「専門家委員会」を立ち上げ、日本産食品の輸入規制の見直しについて検討を始めており、今回の「専門家委員会」の来日もその一環となる。

水産物は25年から8県で全面禁輸

 韓国による日本産水産物への輸入規制については、福島県(イカナゴ、マダラ、ヤマメなど49種)、茨城県(ニベ、マダラ、ウナギなど10種)、群馬県(ヤマメなど2種)、宮城県(スズキ、マダラなど9種)、栃木県(ウグイなど3種)、千葉県(フナ、コイ)、青森県(マダラ)の8県で輸入禁止品目が指定されていたが、25年9月9日に輸入禁止措置が強化され、8県の「全ての水産物」について輸入禁止となっている。

 また以前は韓国側の検査で、セシウム、ヨウ素が検出された場合でも、100Bq/kgであれば輸入可能とされていたものが、規制強化後は「少しでもセシウム、ヨウ素が検出された場合にはストロンチウム、プルトニウムなどの検査証明書を追加で要求する」となっている。今回の来日・調査を機に水産物輸入再開への期待が高まる。

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