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今週の一本

●鹿児島で冷食国際会議  佐藤巳喜夫 (週刊冷食タイムス:15/10/27号)

各国代表と情報交換

農水省主催、基盤整え輸出増進へ

 農林水産省は鹿児島市で冷凍食品の国際会議を今月末開く。同時期鹿児島で開催するAPEC(アジア太平洋経済協力)を機に来日する参加国・地域の官民担当者らを招き、同省が推進している海外におけるフードバリューチェーン構築に向けて、冷凍・冷蔵技術に関し、話し合う。APECと鹿児島県が協力する。

 日本の冷凍食品の海外向け輸出を促進するためには現地のコールドチェーンなど事業インフラ整備が前提となるため、日本の冷凍冷蔵に関する優れた技術などをAPEC参加国の関係者に紹介するのがねらい。

 アジア太平洋でも経済成長に伴い、冷凍食品など低温管理した食品への需要が高まっているため、冷凍食品をテーマとした。

 日本の報告者は学識者とニチレイロジグループ本社の羽津元之執行役員部長。

 議題は@コールドチェーンの意義と技術AAPEC地域におけるコールドチェーンの現状と課題B官民提携によるコールドチェーン構築の取り組みC公共部門の役割。

 期間中、冷凍・冷蔵、低温物流技術や鮮度保持関連商品をニチレイロジグループなど日本企業が展示紹介する。ビジネスマッチングも行う。

 正式名称は「アジア太平洋地域におけるフードバリューチェーン構築に向けた冷凍・冷蔵技術に関する国際会議」。10月28〜29日、鹿児島市の城山観光ホテルで開く。

 冷凍冷蔵をテーマに農水省が国際会議を開催するのは初めて。次年度以降の計画はないが、事務局を務める大臣官房国際部国際機構グループでは「会議に参加する米国の情報システム会社の情報交換ネットワーク技術を生かし、各国の関係者間の情報交換を今後も継続し、当省がめざしている海外のフードバリューチェーン構築の実現を図りたい」としている。

 会議の中で、三菱UFJR&Cの志邨建介主任研究員はフィリピンとベトナムのコールドチェーンの実態調査の結果を報告する。農水省の青山繁俊国際交渉官はAPEC内のコールドチェーンに関するネットワーク化を提言する。

冷凍保管・包材輸送技術等展示

 冷食国際会議で、冷凍・冷蔵関連商品や技術を日本の企業が展示紹介する。

 ニチレイロジグループ本社は冷凍冷蔵保管・物流技術、住友ベークライトは鮮度保持フィルム、東京サラヤは食品衛生材料、ニッコー(北海道釧路市)は海水・塩水からシルクアイスを製造し魚介類を冷却するシステムなどの技術を示す。ほかに羽根(保冷発泡箱)、セブンシッパー(冷凍冷蔵輸送システム)等が展示しアピールする。

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