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今週の一本

●大手各社が入社式  井出万寿男 (週刊水産タイムス:16/04/04号)

限りない可能性に期待

 桜の開花とともに、フレッシュな新入社員を迎えた入社式が1日、各地で行われた。大手水産会社の社長も無限の可能性を秘める新入社員を前に万感あふれる挨拶を行い、今後の成長に限りない期待を寄せた。今年度の新入社員数はマルハニチロ47人、日本水産40人、極洋34人、ニチレイグループ92人。

 マルハニチロの伊藤滋社長は「誠実を旨とし、本物・安心・健康な食の提供を通じて、人々の豊かなくらしとしあわせに貢献する」とのグループ理念を紹介。

 「企業は何よりも人にある」との社訓を引いて「人を大事にするこの会社を好きになっていただきたい。企業の力は『人材力』であり、企業の発展のためには『人材の成長』が欠かせない」と強調した。

 また「マルハニチロは皆さんに成長の機会を多く提供できる企業。皆さんの自らを成長させるという強い意識をもって、全力で与えられた業務に取り組んでほしい。1人ひとりがマルハニチログループを背負って立つ人材に成長してほしい」と望んだ。

 日本水産の細見典男社長は4年前の就任以来、言い続けていることとして@自分の仕事は責任を持ってやり遂げるA出来ない言い訳より、どうしたらできるかを考えるB指示を待つのではなく、自ら提案を行う――の3点を挙げ、自分の意志で主体的に取り組む姿勢を期待した。

 「自分が何をしたいのか、という個人の意志は何事をなすにも基本の原動力。言葉を変えれば『夢』であり『志』。社会人になるに当たり、皆さんの『志』は何か。どうか大きな夢を持ってチャレンジしてほしい」と望んだ。

 その上で「企業は基本的にラグビーやサッカーと同じ。チームで目標に向かい、目標を達成する団体戦。日本水産の一員として力強く一歩を踏み出し、将来の仕事を創る人材に育ってほしい」と呼び掛けた。

 また食品企業として「元気で活躍するための基本は規則正しい生活とバランスのとれた食事。これから長きにわたり、食に携わる皆さんには特に食生活には注意を」と付け加えた。

 極洋の多田久樹社長は、日本の水産・食品企業が直面する様々な課題に対処するためには「プロとして評価される有能な人材が不可欠」と強調。「特に女性が、今まで以上に様々な分野で活躍することを期待している」と述べた。

 また「事業を取り囲む大きな流れをも見通す幅広い視野を養うと同時に、自分の専門的な能力を高める努力を心掛けてほしい」と注文。さらに「水産物の加工を中心とするメーカーとして、M&Aなどにより事業を拡大し、商品のラインナップも充実。昨年末には塩釜に食品事業の中核となる新工場が完成した。グループの事業は拡大、多様化しており、仕事の内容、必要とされる能力も大きく変化している。皆さんには将来の大きな可能性がある」と強調した。

 昨年創立70周年を迎えたニチレイは、大谷邦夫社長が「記念すべき年度に過去最高益を更新する見込み。ニチレイグループの経営陣、社員1人ひとりが『昨日よりも今日、今日よりも明日へ』と成長の意志を強く持ち、目標達成に向け歩み始めた」と紹介。

 社会人・企業人として心掛けたいこととして、@どのような仕事であれ、一生懸命に取り組むA何事にも傍観者にならず、当事者意識を持つB失敗を恐れずに、挑戦し続ける――と具体的に示し、「ニチレイグループには、皆さんの意欲と努力次第で、いかようにも活躍できる舞台がある。臆することなくチャレンジ精神を発揮し、会社の成長に貢献することを期待している。また、本日入社する喜びと、これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを持ち続けてほしい」と望んだ。

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