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今週の一本

●週1回以上の利用過半数  高橋尚徳 (週刊冷食タイムス:17/04/18号)

頻度は「増えた」が増加

冷食協、利用状況を調査

 日本冷凍食品協会がこのほど発表した2017年の“冷凍食品の利用状況”実態調査結果によると、冷凍食品を週1回以上利用する割合は51.3%と半数以上を占めた。1年前と比較した利用頻度は「変わらない」が最も多いものの、「増えた」と回答した割合が昨年の14.2%から21.0%に増加し、「減った」と回答した割合9.0%を大きく上回った。購入場所はスーパーが最多だが、ドラッグストア、コンビニエンスストアでの購入が過去5年間で大幅に増えている実態も明らかになった。

コンビニ、ドラッグストアでの購入広がる

 調査は今年3月4〜5日実施。冷凍食品を月1回以上利用している25歳以上の男女各625人、計1250人に聞いた。
  購入場所はスーパーマーケットが男女とも90%以上で圧倒的に多いが、女性はドラッグストアでの購入が19.0%と、13年の8.4%に対し10.6ポイント増加している。男性はコンビニでの購入が25.9%とスーパーに次いで多く、13年比では7.1ポイント増加した。ドラッグストアでの購入も13年の7.5%から22.7%に高まり、購入場所の多様化が進んでいることが明らかになった。若年層ほどドラッグストアやコンビニで購入する割合が高い傾向にある。

 「冷凍食品の利用が増えた」と回答した人の理由は「調理が簡単で便利だから」が最も多かったが、16年の調査に比べて「おいしいと思う商品が増えたから」という回答が男性は14.3ポイント増58.1%、女性が6.7ポイント増42.9%といずれも増加した。

 1年前に比べて利用頻度が増えた冷凍食品は、女性の1位が餃子だった。男性も「特にない」を除くと餃子が1位。冷凍野菜は女性が29.8%に対し、男性が15.0%と他の品目に比べて男女の差が開いた。

 特徴ある商品で、購入したくなる冷凍食品は男女とも「増量商品」が最多となった。

割引や特売での購入は減少傾向

 定期的に割引や特売をしている店で購入することが多い割合は男女とも過半数であることに変わりはないが「割引や特売をしていない店で購入することが多い」割合は、女性が15年18.9%、16年19.9%、17年36.9%と年々増えている。男性も15年27.7%、16年23.7%、17年44.9%と増加している。EDLP(毎日低価格)など一定価格で販売する店が増加しているためと思われる。

未利用者の7割過去に経験あり

 回答対象を絞り込むためのスクリーニング調査で、冷凍食品をほとんど、またはまったく使わない人のうち、過去に利用経験がある割合は女性が71.9%、男性が67.1%。使わなくなった理由は、女性が「お弁当を作らなくなったから」が41.4%で最多。男性は「特に理由はない/分からない」の32.9%を除くと、「中国産が多いから」が16.4%でトップだった。

マイナス18℃以下の意味6割知らず

 冷凍食品に関する知識として「マイナス18度C以下で保存していれば細菌が繁殖しないので、保存料が必要ない」ことを知っていた割合は女性38.8%、男性36.1%といずれも低調だった。

 一方、「低温で急速凍結することで、とれたて・作りたてのおいしさや品質、栄養が損なわれない」ことを知っていたのは女性68.9%、男性59.2%と比較的高かった。

 「ホームフリージングは緩慢凍結なので、買ってきた冷凍食品に比べて品質劣化が早い」ことを知っていたのは女性57.0%、男性40.6%となった。

 年齢が上がるほど冷凍食品に関する知識の認知率が高い傾向にあった。

女性は調理法、男性はメーカーに関心

 「冷凍食品を購入または利用する時、パッケージの表示を見ているか」に対し、女性は「調理方法」を見ている割合が80.3%と最多。「メーカー名」、「内容量」、「原料原産地」、「賞味期限」、「生産地(生産工場)」、「原材料」の7項目については半数以上が見ている。
 男性は「メーカー名」が74.1%と最も多く、「賞味期限」、「調理方法」、「内容量」、「原材料」、「原料原産地」、「生産地(生産工場)」を半数以上が見ている。

 「アレルギー表示」は男女とも20%台前半。「認定証マーク」は女性26.1%、男性19.2%といずれも低かった。

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