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今週の一本

●サバ缶が過去最高  相模活 (週刊水産タイムス:17/07/03号)

水産缶詰生産、前年比1.3%増

 日本缶詰びん詰レトルト食品協会は6月27日、2016年の生産統計を発表した。水産缶詰(丸缶とびん詰)の生産合計は前年比1.3%増の11万313tだった。サバ缶の生産量が2002年以来、過去最高を記録したことが水産全体の微増につながった。

 サバ缶は前年比15.8%増の3万7117tだった。輸出が好調で1980年に生産量がピークに達したサバ缶だが、以降は減少が続き、2002年に1万8900tまで落ち込んだ。不漁で2015年も生産量が減少したものの、16年の15%超の増加について、同協会は「他の魚種が減る中でサバは異例の伸びを見せた」と分析している。

 サケ缶は同30.4%増の2550t。増加幅は大きいが、2015年に原料不足で生産量が大幅減少したことに対する反動増で、14年並みの生産量だ。サケが豊漁だった北海道は、生産量が伸びた。

 イカ缶は1624tで同2.3%増えた。要因は2015年の大幅減に対する反動増。「1624tという生産量自体は少なく、依然として減少傾向が続いている」(同協会)。

 カニ缶は同8.1%減の2906tだった。ギフト向け商品の不調や原料価格の高騰で、近年は減少傾向が続いている。以前より小さいサイズのカニ缶が主流になったことも、減少に拍車をかけているようだ。

 マグロ・カツオ缶は同2.4%減の3万5744t。同協会によると、「一部のブランドで2013年からこれまでの80gから70gと、1缶当たりの内容量が減ったことが生産量の減少にも響いている。ただ一時の原料高騰時に比べると、生産量は安定しつつある」という。

 イワシ缶は4152tで同5.4%減った。同協会は「近年はイワシの資源量が回復しているようだが、缶詰は減少傾向が続いている。内容量が70gの小さめの楕円缶が市場の主流になっていることも、生産量を増えにくくしている」と指摘している。漁獲量の減少で、サンマ缶は同19.0%と大幅減の1万1678tだった。

 アカガイ缶は原料高騰で同8.5%減の870tで、過去最低だった。ホタテ缶も同14.6%の大幅減で1301t。「特に北海道が40%程度の減少で、これが大きく響いた」(同協会)。

 クジラ缶は同0.4%増の485tだった。

 一方、びん詰のノリは同8.6%増の6218t。同協会は「大手メーカーの商品がテレビ番組で取り上げられたことが、増加に大きく影響した」と見ている。

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