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今週の一本

●味の素冷食、アヌーガでギョーザ単品訴求  橋本武寿 (週刊冷食タイムス:17/10/17号)

ポーランドでの生産強化

 味の素冷凍食品は、ドイツ・ケルンで7〜11日開催された世界最大級の食品見本市「ANUGA」の冷凍食品ホールでGyoza(ギョーザ)を単品訴求し、世界各国のバイヤーの注目を集めた。同社の吉峯英虎社長、日比聡専務も会場入りした。

アヌーガで味の素冷凍食品の
吉峯社長(右)と日比専務

 焼き立てで、湯気が立つギョーザの試食は大好評で、期間中5000食の試食を用意したが、初日だけで1500食の試食が求められ「予定の3倍位は(味の素冷凍食品のブース)に来場者が来る見込み」(グローバル事業本部の岩武宏一郎マネージャー)。

吉峯社長「欧州の潜在力感じる」

 ギョーザの単品訴求は、同社初のアヌーガでの試み。吉峯社長は「各国の多様な人種の来場者が違和感なくギョーザを食べている。これから先の欧州市場のポテンシャル(潜在力)を非常に感じる」と手応えを示していた。

 吉峯社長、日比専務は同会場で、本紙インタビューに次のように答えた。

 ――単品訴求の狙いは。
 吉峯 ギョーザは即食性のもので、すぱんと伝わる。アヌーガではギョーザ一本で展示訴求した方が良いと考えた。

 ――欧州で日式ギョーザの競合も増えているはず。
 吉峯 前回のアヌーガでも餃子を何十社も出品していた。競合がかつてより増えたとは思えない。

 ――日EU・EPAが発効した場合、欧州におけるギョーザの展開に変化は?
 吉峯 欧州で販売するギョーザのほとんどはポーランドで製造している。EU域内なので(EPA発効後も)あまり変化はない。

 ――欧州で販売するギョーザはタイとポーランドで製造している。その比率は。
 日比 現在はイーブン(同じ)ぐらいで、どっちも伸びている。

 吉峯 これからポーランドでの生産を強化する。EU内で製造する方が良い。

 ――味の素グループはグローバル食品企業ランク10位入りをめざしている。そのうえでギョーザは大きく寄与するのではないか。
 吉峯 そう思っている。

 ――欧州でまずフードサービスを開拓か。
 日比 リテール開拓も始めた。

 吉峯 傘下にしたフランスの会社を含め、リテール展開をこれから組み立てていく。

柚子やグルテンフリー品に関心

 水産タイムズ社が派遣した「アヌーガ2017欧州視察ツアー」の一行13名は、食品見本市「ANUGA」を視察し最新の食品トレンド等を情報収集した。同見本市に今回、世界107カ国から7400社以上が出展。冷凍食品、水産加工品、食肉、ベーカリー、飲料、乳製品、Fine Food(デリカ、グルメ、調味料等)などカテゴリー別に計11ホールで商品展示を行った。

 Fine Foodホールのジャパンパビリオンに、EU向け輸出拡大をめざすキユーピーやハナマルキ、エバラ食品工業、餃子計画、金印物産などが出展した。

 同パビリオンを設置したJETROによると「募集枠に対し2倍以上の応募があった」という。

 キユーピーはマヨネーズ・ドレッシング、ハナマルキは液体塩こうじや即席みそ汁、金印物産は加工わさびや加工ゆず、大潟村農産物・加工品輸出促進協議会はグルテンフリーパスタ、米粉皮餃子、柴沼醤油醸造はグルテンフリー醤油、ミトクは有機グルテンフリー醤油を出品。わさび、ゆず、グルテンフリー品が来場者の関心を集めた。

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