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今週の一本

●イトーヨーカ堂、オリジナル冷凍食品を発売  高橋尚徳 (週刊冷食タイムス:18/09/25号)

“時短”につながるメニュー14品

 イトーヨーカ堂は「簡単・便利」をコンセプトにした時短メニューをオリジナル冷凍食品で商品化し、「EASE UP(イーズアップ)」ブランドで24日発売した。調理の簡便性一辺倒ではなく、ひと手間かける余地を残し、品質にこだわることで、GMS(総合スーパー)を利用する買物客のニーズに応える。トレー入り米飯や水産惣菜、ミートボールなど食卓向けの14品をラインナップした。

時短をめざしたオリジナル冷凍食品

 オリジナル冷凍食品はすでにセブン&アイグループの「セブンプレミアム」があるが、GMSの客層に合わせ、スーパーが得意とする「素材」と、コンビニが得意な「即食」の中間に位置する商品開発をめざした。「EASE UP」は「痛みを和らげる」、「辛さを軽くする」などを意味し、主婦の食に関する心理的・物理的な悩みを解決したいという思いを込めた。

 「助六」(税込429円)はいなり寿司4個と巻き寿司3個のセット商品。佐賀県の唐房米穀グループ、(株)ヨコヤマが製造する。特別栽培米を使い、巻き寿司には有明産の海苔を使う。いなり寿司の単品規格もある。レンジ調理。

 イトーヨーカ堂の小笠原優デイリー食品担当マーチャンダイザーは「焼きおにぎりがこれだけ売れているのであれば、いなり寿司が売れてもおかしくない。じっくり育てたい」と期待している。

 日本製粉が製造する「ビビンバ丼」、「ガパオライス」などトレー入り米飯は8月中旬からテスト販売し、冷凍米飯の売上げを10%押し上げた。イトーヨーカ堂はトレー入り米飯に可能性を感じてオリジナル商品にした。NBにはない「チーズキーマカレー」(354円)を加えて他店と差別化を図る。

 ケイエス冷凍食品が製造する「スペイン風トマトソースのミートボール」(213円)、「大きな肉団子黒糖黒酢ソース」(同)は湯せん調理。NB品にもミートボールはあるが、品質にこだわった。

 「カレイのムニエル」(429円)はスパイスを効かせたかれいのムニエルにフレンチポテトを添えた一品。フライパンで焦げ目がつく程度に調理すると食卓の一品になる。

 「いわしチーズフライ」(386円)、「あじフライ」(同)、「殻つきあさりのガーリックバター風味蒸し」(397円)、「いか里芋うま煮」(429円)と水産素材を使ったメニューなども充実させた。

 10月下旬に油調が必要なコロッケを2品追加する。製造はサンマルコ食品。9月の地震の影響で発売が遅れた。

 イトーヨーカ堂は2016〜20年度で不採算の40店を閉鎖する計画だが、今期の冷食売上げは2%増を見込む。改装店舗では冷食売場にリーチインケースを導入、最大で1・5倍に品揃えを拡大している。

 オリジナルの時短メニューは冷凍食品のほかに、生鮮部門でシチューやスープ、焼き魚を品揃えしている。

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