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業界交差点

この人に聞きたい:第182回
(週刊水産タイムス:09/03/09号)

マリンハーベスト、セルマック

マリンハーベスト  AseAulieMichelet社長

 

米国サーモン市場へ本格参入

 【イントラフィッシュ5日】ノルウェーの最大手のサーモン生産企業であるマリンハーベストとセルマックの経営陣は、欧州の企業が市場を失うことを避けるために米国への輸出を増やさなければならないと話した。
 「輸出量を増やすということは、米国の競争相手といった個々の会社の市場シェアを奪うことではなく、市場を拡大していくことを意味する」とマリンハーベストのAseAulieMichelet社長がオスロの北大西洋水産フォーラムでイントラフィッシュ紙に話した。
 来年5%以上も世界的な供給量が削減するだろうと予測されている。チリにおける養殖業の不振が影響しているためだ。そのため、市場が拡大する米国のサーモン需要を満たすことができないだろう。こういった中、欧州の生産者により多くサーモンを供給する役割が与えられるのだ。
 「米国はサーモンが欲しくてたまらないのだ。しかし、チリとカナダから供給量は増えないだろう。そのためノルウェーと他の地域がサーモンを生産し、米国に供給する」(セルマックのStevenRafferty社長)。
 チリは欧州の水産企業とは異なる市場を開発した。サーモン製品の大部分は付加価値を付けた冷凍品に加工し、供給している。このため、「ノルウェーなど他の生産者は、柔軟性を最大限に示さなければならない」とRafferty社長は述べた。
 「米国とアジア市場に最適な製品を生産することは、かなりシンプルでなければならない。既存のノルウェー工場に3枚おろしの機械を設置するか、デンマークか他の加工施設にサーモンを輸送して加工するかである」(Rafferty社長)。
 ノルウェー生産者の前に立ちはだかる大きな壁は、米国がサーモンに課す20%関税だ。
 「十分な量のサーモンがないというのは、米国の消費者を傷つけているだけ。産業界が、これを変えるためにロビー活動を行うことは不可欠である」(Rafferty社長)。

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