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業界交差点

この人に聞きたい:第187回
(週刊水産タイムス:09/04/13号)

九州中央魚市が誕生
未来に夢の持てる会社に

九州中央魚市株式会社社長  井上 健二氏

 

 新会社は距離のある連合体。情報交換、連絡体制の不備による意思決定の遅れなど、難しい面もあろうが、新幹線を利用しての相互交流やコンピュータを駆使することで本部制によるタテ型管理と市場部のヨコ型の管理形態を併用しながら運営していく。
 荷受としては初めての試みで、3月から試運転を実施。全職員のヤル気を肌で感じている。スムーズなスタート、運営を最初の課題とし、商材全般にわたり、共同買付や共同販売、集荷など、できるものから順次取り掛かっていきたい。
 水産業界を取り巻く環境は、少子高齢化や魚離れ、市場離れなどを受け、市場における消化能力は年々減少し、代わって産地直送、ネット販売などの市場外流通が拡大している。
 消費形態も加工品が増加、簡便食品の普及など、環境は大きく変わっている。昨年のリーマンショック以降、不況が深刻化し、長期にわたってあらゆる消費が減退するという最悪の環境にある。
 だが、逆に難しいからこそやりがいがあるという強い意志を全員が持って頑張っていきたい。
 あらゆる困難な状況にあっても、決して弱音を吐かず、未来に向けて夢の持てる会社にしていきたい。近い将来、九州は道州制の導入で一つになることも予想され、流通形態は既に熊本、鹿児島という地域を越えて交流が進んでいることから、社名も「九州中央魚市」という、夢のある、また将来に対応できる社名にした。積極的な新規事業や商品開発で、取り扱いの減少に歯止めをかけよう。万全の財務、経営体制を確立し、幅広い人的資源や能力を養成しつつ、あらゆる挑戦を成し得る企業として生き残っていこう。
 マルハニチログループの会社として、世界にまたがる情報網や調達力を十分活用し、九州における地元産品の集荷、加工、販売など、多角的な事業を加え、世界と日本、そして地方というユニークな展開ができる地方荷受を目指したい。
 鹿兒島は産地市場としての特色を多々持っており、熊本は以前と違って消費市場に転換している。産地市場、消費市場として、それぞれが特色を十分発揮することはもちろん、お互いの良い所はさらに強く、弱い所は補い合い、欠けているものは新たに開発し、相互に協力体制を敷いていきたい。

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