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業界交差点

この人に聞きたい:第238回
(週刊冷食タイムス:10/04/27号)

首都圏は全国の兄貴分

(株)ニチレイフーズ執行役員 首都圏支社長  左東賢治氏

(さとう・けんじ)昭和46年日本冷蔵入社。九州の営業を20年。関東営業支社(当時)で市販用営業。広域営業部長を経て今月現職に。昭和27年12月長崎生。57歳。

営業の“元気”復活させる

 ニチレイの冷食販売現場でもまれ、鍛えられた左東氏。同社最大の営業拠点である首都圏支社を預かり「元気良さ」を繰り返し強調する。同社の元気は冷食業界全体の活力にもなる、と支社の営業担当を叱咤する。

 ――社内最大の首都圏支社を任された。意気込みは。
 左東 首都圏支社はニチレイフーズ8支社の中心であり「兄貴分」。兄貴は弟分を引っ張っていく役目。その意識でしっかり成果を挙げよう、と支社内に呼びかけています。

 ――兄貴の仕事、例えば。
 左東 首都圏には食の世界のあらゆるもの、情報が集まります。様々な業態の本部機能も集中している。そこで当支社が取り組んで得た情報や販売提案の成功事例をきちんと全国に発信しようと考えています。売れ筋情報、顧客が求める商品、メニュー、あるいは顧客が困っていることなど、様々な情報が首都圏に集まります。それを本社の開発部門や営業企画部門にも伝え、次の戦略につなげる。そのイニシアティブを首都圏支社が持って機能を発揮しよう。そう支社内には説明しています。

 ――市場環境は厳しいが。
 左東 厳しいですね。しかし営業は逆風でも前に進むのが仕事。私は入社以来20年間九州を担当していましたが、関東の営業を手伝えという指令を受け、38歳で初めて東京勤務。その時、“市販用シェアNO.1奪還”を目標に上京しましたが、支社の食品第一課長時代に実現しました。販売にも商品にも勢いがありました。現場で学んだ成功体験を首都圏支社にも味合わせたい。首都圏に元気がなければ他の地域にも元気が出ない。また、ニチレイフーズに元気がなければ冷食業界全体にも元気が出ない。私はそう思っています。

 ――元気な首都圏支社、取り組む課題として描くのは。
 左東 課程を大事にしています。営業活動にどんな新しい提案があったのか、そのためには知恵を絞らなければいけないが、難しいことではない。社内には優秀な人材が揃っています。必要なのは行動力。行動すればそこに情報が入り、営業のスタンスも、意識もそれにより変わる。それを私は先輩方に実践の中で教わった。一生懸命考え、一生懸命行動すれば、その熱意は必ず伝わります。

 ――天洋ショックからは落ち着いてきたが、市場はまだ厳しい。
 左東 内食需要で弁当向けが売れているのはいいが、そこだけに頼った販売提案はおかしい。冷凍食品の本来の機能、特性をもっと打ち出して需要拡大を図るべきです。これから増加するシニア向けの需要拡大も大事な課題。また、冷凍野菜の需要復活も冷食業界の大きな宿題だと私は思ってます。

 ――凍菜は冷食ビギナーが最初に手にする需要開拓カテゴリー。
 左東 そう、非常に重要な商品です。残念ながら売場でスペースが減っているが、ニチレイフーズは「そのまま使える」凍菜を持っています。この辺に凍菜復活のヒントがあり、冷食需要掘り下げのヒントにもなる。やりますよ。

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