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業界交差点

この人に聞きたい:第247回
(週刊水産タイムス:10/07/05号)

厚い人材層と経験生かす

大洋エーアンドエフ(株) 代表取締役社長  安部 敏男氏

あべ・としお 昭和24年12月生まれの60歳。北九州大学外国語学部(英米語)卒業後、大洋漁業(現マルハニチロ水産)入社。ナイジェリア、バングラディシュ、インドネシアを回り、海外事業第二部長、取締役アジア事業部長。平成20年6月から大洋エーアンドエフ代表取締役専務。

 マルハニチログループの漁業ユニットを担う大洋エーアンドエフ。6月22日の株主総会・取締役会で代表取締役会長となった今村博展前社長の後を受けた。今村氏は海外まき網業界や漁船漁業構造改革に関わる活動に主眼を置き、安部氏が社業全体の舵取りを担う。

 ――社長就任の抱負から。
 安部 今村会長ほどの強烈な個性、カリスマ性は持ち合わせていないが、手堅く足場を固めつつ事業拡大を図りたい。大洋エーアンドエフは役職員150人、乗組員(合弁会社を除く)を含めれば470人に上る日本一の漁業会社。厚い人材層とともに、大洋漁業時代からの海外事業の経験を生かしていければと思う。

 ――堅調な相場が続いたカツオの魚価が下がったことで、前年度は逆風となったが。
 安部 漁業・養殖はマルハニチログループの原点。今村会長と力を合わせ、日本の漁船漁業のモデルとなる会社を目指す。それとともにマーケティング業務も重要で、漁業・養殖による生産物を国内、海外にどう付加価値を高めて販売していくかが大きな課題。

 ――販路を拡大して収益の安定化を図る。
 安部 国内で養殖しているクロマグロやフィリピンで養殖しているスジアラを、中国をはじめとした海外で積極的に販売する。将来的には多少魚価が下がったり、魚が獲れなかったりしたとしても、会社としてはビクともしないようなしっかりした財務基盤を目指す。

 ――会長・社長の2人体制で重厚な布陣となった。
 安部 今までは今村会長が社業も業界のことも1人でやっていた。長期的に安定して漁場を確保できる仕組みづくりを国策として行うことが求められており、これには政・官・民が一体で取り組む必要がある。今村会長には漁船漁業構造改革で思う存分に働いていただき、この壮大な目標を成就させるためにも、社業は私がしっかり守っていきたいと思う。

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