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この人に聞きたい:第266回
(週刊水産タイムス:10/11/15号)

高級マグロを冷凍加工し全国流通

株式会社バンノウ水産 代表取締役社長  岡本 浩二氏

(おかもと・こうじ)大手スーパー勤務を経て、コロワイドグループに2004年に入社、水産品担当に。08年に連結子会社となったバンノウ水産に出向、現職に就いた。大阪府出身。63年3月生まれ、47歳。

 コロワイドグループのバンノウ水産は、まぐろたたき等の「冷凍水産品」の外販を今月から本格的にスタートした。全国の量販店に提案を始めて間もないが、中京や北陸地区などの小売店から引き合いがきている。静岡の自社工場に特殊な冷凍機を導入し、冷凍水産品の外販事業を実現した。
 バンノウ水産はマグロを一船買いし、グループで内販する他、一般市場にも出荷する“まぐろ一船買問屋”。岡本社長は「一本でも、四つ割でも販売している」と説明する。
 水産加工品の外販もチルド品は取り組んでいたが、「運送範囲が限られ、静岡周辺で外販する程度」(岡本社長)。そこで、保冷・保鮮用冷凍機を10月に自社工場に導入。冷凍水産品の製造体制を整備。全国流通が可能となった。
 冷凍水産品は「まぐろ一船買い問屋がつくった 大ばちまぐろ まぐろたたき」(参考売価480円)、「同 切り落とし」(398円)の市販用2品と、まぐろやサーモン、いか、たこ、つぶ貝などをミックスした「海鮮宝石箱やぁ〜!!」(298円)をラインナップ。海鮮ミックスはコロワイドグループの外食店にも供給している。「『回転寿司てっかまる』では軍艦巻き等に使っている」(岡本社長)。
 冷凍水産品は全て、高いグレードを目指し商品化した。「まぐろたたきも切り落としも“大ばち”しか使わない、高級の赤身。おいしいものをつくろうと取り組んだ」(同)。
 スーパー勤務の頃から、いいものを売りたいとの思いが強かった。「いまの売場はデフレ傾向で安値商品が多く並んでいるが、良いものなら売れるはず。当社が提案を始めた冷凍水産品は、他社品より100円高値でも販売できると考えている」(同)。
 次に品揃えする商品は、子供にも好まれる味を追求するという。「卵メーカーと協力し、“たまごかけまぐろ”を商品化。近く商談に入る。さらに、前浜の駿河湾で獲れるシラスや桜海老を冷凍加工し、外販も手掛けたい」(同)。

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