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この人に聞きたい:第282回
(週刊水産タイムス:11/03/14号)

缶詰売場以外にも目を

株式会社宝幸 常温食品事業部長  福川 善之氏

(ふくかわ・よしゆき)昭和38年11月13日、埼玉県生まれ。専修大学商学部卒業後、宝幸水産(現宝幸)入社。缶詰などの常温食品一筋に歩み、3年前から現職。家族は妻と娘2人。

 宝幸水産時代、常温食品事業のピークは年商100億円を超えていたが、8年前の会社更生手続きの影響で大幅な減収を余儀なくされた。その後、新生宝幸となってから地道な再建とともに着実な拡大を続け、現在は全盛期の数字に近づきつつある。次の目標は「ツナで100億円」という。

 ――常温食品事業部の来期の売上げ目標は前年比10%増とか。
 「少子高齢化で国内の缶詰市場は横ばい、もしくは縮小傾向。原料事情も含めて考えればなおさらだが、その一方、売場では相変わらずのし烈な価格競争が続いている。当社も今期は数量で7%ほど増えているが、金額は横ばいから微減で推移している」

 ――どう目標に近づける。
 「現状は八戸にある自社工場分(サバ缶やズワイガニなど)、ツナ関係(輸入・国産とも)がいずれも約3割を占め、あとはフルーツやコーンなどの農産品、レトルト・びん詰商品。これからは缶詰売場からパスタやパンの売場にも目を向ける。春の新商品で発売する『具だくさんの食べるオリーブオイル』や新容器“楽チン!カップ”シリーズの『ツナマヨ』がまさに試金石。パンやパスタを買い求める消費者に『これは試してみたい』と思っていただけるような商品を開発した。今後、びん詰め、レトルトパウチ、プラスチック容器などに積極的に挑戦していくことで、全体の売上げを伸ばしていく」

 ――「ツナ100億円」はなかなか壮大な目標だが。
 「目標まではまだ道のりは遠いものの、ツナ商品は前期、今期とも前年比110%〜120%のペースで伸びている。生産面ではタイやフィリピンの協力工場との関係強化が図られている。販売戦略もベースとなるシュリンクものをしっかり売った上で“楽チン!カップ”の拡販、地域的には強みを持つ関東、中部以外へのさらなる浸透を図り、着実に目標に近づけていきたい」

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