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この人に聞きたい:第287回
(週刊水産タイムス:11/04/18号)

価格訴求に頼らない体質に

(株)マルハニチロ水産 専務取締役  米岡 潤一郎氏

(よねおか・じゅんいちろう)大洋漁業(現マルハニチロホールディングス)で水産第二部長、水産第一部長、執行役員、北米駐在、取締役、20年からマルハニチロ水産常務。昭和29年5月7日生まれ。慶大法学部卒業。

 4月1日付で常務から昇格した。伊藤滋社長はマルハニチロホールディングス代表取締役副社長でもあり、水産セグメントにおける戦略・戦術の責任者としての役割を強く自覚している。

 ――豊洲の新本社に移転した心境は。
 「大手町のビルができた昭和53年の入社で、33年間、強い思い入れもあったが、新本社移転はマルハニチロが経営統合して本当の意味でのスタート。この3年間、人材、事業内容ともいい形で融合し、統合が正しい選択だったと実感している。今後は食品セグメントと車の両輪でグループ全体を引っ張っていく」

 ――前3月期を総括すると。
 「チリ沖地震、赤潮、サンマや秋サケの不漁、ホタテの大量へい死などに見舞われた一方、国内はデフレ、海外は需要が拡大し、あらゆる輸入水産物の買付け価格が上がるなど、難しい対応を迫られた。販売力あっての調達力という考えの下で、10事業部を7事業部にし、7事業部の全てが当初の計画を上回ることができた」 

 ――新年度の見通しは。
 「韓国は関税を撤廃してノルウェーサバを買い付け。アラスカオピリオも160%の価格。チリ銀は秋物の8割が先物契約された。日本のマーケットは依然としてデフレ傾向だが、これからは価格訴求のみに頼らない企業体質を構築する。好調だった昨年は昨年として、新年度は環境と実力を加味した目標を立て、着実に達成していく方針で臨む」

 ――新中計のポイントとなる点は。
 「これまで3年間でまいてきたものを、しっかり摘み取っていく段階である」

 ――モットーは。
 「“お・い・あ・く・ま(オイ!悪魔)”にならないこと。驕るな、威張るな、焦るな、腐るな、負けるな――の5つで、これからも肝に銘じていく」

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