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この人に聞きたい:第291回
(週刊水産タイムス:11/05/23号)

統合効果さらに伸長を

(株)マルハニチロ水産 常務取締役  丸茂 知一氏

(まるも・ともかず)昭和23年12月28日、山梨県甲府市生まれ。北大水産学部卒。ニチロ(当時は日魯漁業)で東京水産営業部長、食材流通部長、水産部長を務め、マルハニチロ水産執行役員、取締役。趣味は山歩き。

 4月1日付で常務に昇格。マルハニチロの統合から3年経ち、豊海の新社屋に移ったこともあり、双方の垣根は完全になくなった。統合したことで「優秀な人材が多いと改めて実感した」という。前3月期の業績も好調。事業部と営業部の連携が深まる中、今期の意気込みは。

 ――前3月期が良かった。
 「買付けや販売で統合効果が出た。ニチロは鮭鱒、カニに強く、マルハはエビ、スリミ、魚卵、スケコで圧倒的な調達力を持つ。両者が合併したことで、強くならないわけがない。原料調達の面でも販売面でもはっきりとした統合効果が得られた。ニチロ単独だった時代は買い付けが難しいと感じられた局面でも、マルハニチロとなったことで供給が可能になったケースがいくつもあった」

 ――担当部署の成績は。
 「水産一部、水産二部、水産加工品部の合計で利益が計画比170%。スリ身やスケコは相場が下がったが、それ以外の魚種は相場が上がり、在庫をタイミングよく運用することで利益が出た」
 
 ――新年度の見通しは。
 「今年度は厳しい年になるものと感じていたが、東日本大震災と福島第一原発の事故と予想できない大きな出来事があった。これらにより消費が落ち込むことは確実であり、相場はいつ下がってもおかしくない状況だ」
 「利益重視でミスのない買付けを行い、タイムリーに新たな買付けができるよう指導していく。営業部には拡販と情報収集に期待している」

 ――新中計の骨子は。
 「海外資源へのアクセス強化と製品の新規開発と販路拡大がポイントとなる。品質のいい商品で、マルハニチロブランドを定着させ、安売り合戦に巻き込まれないようにしたい」

 ――先が見えにくい時代。どんなビジネスマンでありたいか。
 「逃げるな、ごまかすな、あきらめるな――の3点を心掛ける」

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