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業界交差点

この人に聞きたい:第293回
(週刊水産タイムス:11/06/06号)

新工場完成へ縦横無尽に

(株)合食 開発本部 本部長  納多 康秀氏

(のだ・やすひで)昭和30年1月20日、神戸市生まれ。広島大学水畜産学部卒。合食では長年、ドライ珍味の営業に従事。昨年、開発本部の副本部長となり、今年4月から現職。

 原料調達・流通・メーカーと3つの機能を持つ合食。東京支店に拠点を構える開発本部は商品開発だけでなく、販促企画、販売施策、時には営業のサポートと、砂川雄一副社長の直轄部隊として縦横無尽に動く。東日本大震災で取引先の水産加工業者が被害を受けたため、当面は原料確保が最大の課題。

 ――今、直面する課題は。
 「イカ、サケなど原料のひっ迫。東日本大震災で三陸の漁港インフラが壊滅的な打撃を受け、水揚げがままならず、加工業者もお手上げの状態だ。イカの原料価格も高騰しており、たとえ製品化できても商品価格の値上げが避けられない状況にある。売場も価格オンリーから、もっと品質面を重視した販売に変わっていく必要がある」

 ――秋にグループ会社である朝日食品の新工場が函館地区に完成する。
 「9月末に竣工し、10月稼働の運び。地域活性化、新たな雇用機会の拡大として、地元の期待が大きい。ISO22000対応で衛生的かつ生産性が高く、コストパフォーマンスにあふれた新工場。今後は本格稼働を踏まえた商品開発にも力を入れる。従来のおつまみライン、鮭フレークラインの充実とともに、イカ、サケ、ホタテなどを食材にしたハイグレードでコスト競争力のある新しいコンセプトの商品を提案したい」

 ――この春に電子レンジで簡単に調理できる焼き魚や煮魚を発表した。
 「春の展示会(朝日会)では反響があり、手応えがあった。煙たい、面倒などの理由から敬遠されがちだった焼魚や煮魚を、前処理した生の魚から電子レンジで調理することで、誰でも簡単でスピーディーにでき上がる。煮魚はふっくら、焼魚はこんがり焦げ目がつく。生協向け冷凍食品の2〜3人前コンシューマーパック、量販店水産売場向けのチルドパックして販売。先に販売している『フライパンクックシリーズ』とも、売場でのプレゼンが非常に有効な商品となっている」

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