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業界交差点

この人に聞きたい:第316回
(週刊水産タイムス:11/11/14号)

独自の認証制度広めたい

アラスカシーフードマーケティング協会 専務理事  レイ・リュッタ氏

(レイ・リュッタ)34年間務めたアメリカ合衆国沿岸警備隊を中将で引退。その後、ASM I入り。2002年から現職。トップとしてASM Iの大規模な構造改革を手がけ、収益増加に貢献している。

 アラスカシーフードマーケティング協会(ASMI)の新しい日本事務書がこのほど開設された。「日本市場は我々にとって最も大事な市場。時代が変化し消費者の志向が変化する中で、新しい消費者層を開拓したい」と新事務所メンバーに期待している。

 アラスカシーフードの魅力を伝えるため、世界各国でマーケーティング、プロモーション活動を展開。今年度のASMI全体の予算は700万ドル(約7億円)。そのうち、日本向け予算は130万ドル(約1.3億円)と他の地域に比べて最も多い額だ。
 「急速に景気が後退している欧州市場はスローダウン。中国は取引量は増えているが加工原料が中心。加工以外の消費を増やすのが課題。南米ブラジルはまだ未知の市場だがぜひ成功させたい。ロシアは数年前拡大したが停滞ぎみ。米国市場は健康志向の高まりを背景に伸びているが、期待ほどではない」とマーケットの状況は様々。
 その国の状況によってマーケティング活動の内容は変えている。販促活動だけでなく、トレードショーへの参加、小売・レストラン向けPR、消費者への啓蒙、シェフへのレシピ提案などを組み合わせている。「発展途上の国では、レストランのシェフなどへのアピールを中心に行う。消費者への啓蒙は大学や学校でアラスカシーフードについて授業したりする」。
 今ASMIが力を入れているのが、水産物の持続可能性を第三者機関が認証する独自制度の普及だ。FAO(国連食糧農業機関)の「責任ある漁業のための行動規範」に厳密に準拠している制度だ。エコラベルのMSCが世界的に普及しているが、「アラスカ州は1959年に制定した州憲法にすでに水産物の持続可能性に関する理念をうたっており、50年以上も守ってきた」。日本市場においてもこの認証制度の認知拡大を図り、アラスカシーフードの持続可能性をアピールする。

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