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この人に聞きたい:第363回
(週刊水産タイムス:12/10/22号)

地魚活用し製品づくりに

小田原蒲鉾協同組合 組合長  鈴木 一由氏

(すずき・かずよし)昭和24年生まれ、慶応大学工学部卒。無機化学を勉強し、卒業後は鈴廣蒲鉾に1年間修業に出かけ、その後、家業を継いだ。鈴松蒲鉾店は、明治25年からの蒲鉾店である。13年前に母親から社長を引き継いだ。趣味は、モンゴルに出かけ1週間ほどゲル(テント)で生活し、リフレッシュすること。

 今年の小田原蒲鉾協同組合の総会で、全蒲連の会長に就任した鈴廣かまぼこの鈴木博晶氏の後を受け、小田原蒲鉾協同組合の組合長に就任した。鈴木氏は「前組合長からの取り組みである地産地消を拡大していき、小田原ブランドを発展させていきたい」と抱負を語る。

 組合は、昭和41年12月に「小田原蒲鉾水産加工業協同組合」として発足し、今日まで様々な活動を行い、小田原かまぼこの発展に貢献してきた。しかし、時代の流れとともに、組合員数は現在13社に減少し、「小田原蒲鉾協同組合」に改組して活動を行なっている。

 かまぼこ組合が行っている主な活動内容は(1)各種催事への参加(2)組合員の技術向上のための技術研究会の開催(3)小田原かまぼこ桜まつりの開催となっている。

 組合員の技術向上では、会員会社社員の技能検定取得をめざし、毎月1回、組合会館で講習会を開催している。組合会館には、擂潰機を設けた加工実習室と会議室があり、ここで座学と実習を行っている。この技能講習会は厚生労働省の技能検定(かまぼこ製品製造)の2級と1級の取得をめざすもの。講師は鈴廣かまぼこの佐賀勝男氏が担当している。

 また、3月に小田原市が主催する桜祭りに参加している。さらに、おでん祭りとおでんサミットが開催されているが、組合として参加はしていない。しかし、組合員のほとんどが参加している。

 一方、小田原蒲鉾協同組合では、今年度から経済産業省の地域産業資源活用事業の助成金160万円(3分の2助成)を受け、小田原で水揚げされるアジ、カマス、イワシ、タチウオなどを原料とし、地元の杉の間伐材で蒲鉾の板をつくり、製品と組み合わせて水産ねり製品の試作に取り組んでいる。
 鈴木氏は「地産地消を拡大し、小田原ブランドを拡大、発展させたい」と語る。

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