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業界交差点

この人に聞きたい:第383回
(週刊冷食タイムス:13/03/19号)

肉だんご 日本一良質で効率良く

ケイエス冷凍食品(株) 代表取締役社長  鴨下 昇氏

(かもした・のぼる)昭和56年旭化成入社。JTフーズ部長、JT部長を経て22年4月テーブルマーク執役部長。23年6月現職。昭和32年7月東京生、早大政経卒。

外食、介護食市場にも“攻める”

 昨年が創立40周年、今年は主力「肉だんご」の発売40周年、「鶏つくね串」20周年と節目で「過去最高の業績」を計画。一方で懸案の外食市場攻略のためエスニック風新カテゴリー商品も投入。一気に攻めたい、と意気込む。

 ――今期好調のようだが。
 鴨下 低迷していた業務用市場で、昨年夏以降、関東を中心に客足が戻り、当社業務用も再び伸長しています。業務用タレ付ミートボールは2ケタ増。豆腐加工品も大手に採用され、大きく伸びています。市販用も決して悪くはないが、震災後の備蓄需要が一巡し、その反動もあります。

 ――数量増効果が増益に?
 鴨下 販売量増と生産効率改善、原料鶏肉相場の安定と物流コスト低減効果です。決して楽ではないですが、この2月まで増収増益、ほぼ利益計画通りに推移しています。

 ――3月期も堅調見通し?
 鴨下 厳しいですよ。鶏肉相場が強含みに転じ、諸原料、エネルギー費も高騰気味。しかし社員の奮闘と得意先の根強い支持、一般消費者からの評価もテコとして、創業40周年の締めくくりに過去最高の売上げを達成するよう、緊張感を持って取り組んでます。

 ――発売〇周年商品が重なり、刺激策となる。
 鴨下 「肉だんご」は40周年を機に機能性と簡便性にフォーカスし技術的に高度なリニューアルを実施。20周年の「鶏つくね串」、15周年の「焼とり串」にキャンペーンも加えて強い刺激策とします。工場でも大幅改良します。泉佐野工場は能力増強と品質向上のためラインの大規模投資を今夏実施します。冷凍ミートボールに関しては日本一効率的で、日本一良質な生産を益々強化していきます。

 ――業務用新製品「東方屋台めぐり」が評判だが。
 鴨下 外食は成熟市場と言われますが、冷凍食品の最大市場。当社の存在感はまだまだだが、将来、外食は不可欠。攻略のトリガー(引き金)としてもアジアの屋台風エスニックメニューを当社の独創性を出して開発しました。女性がメインターゲットですが、業務用大手卸の多くの皆様からも「面白いね」とご評価いただいてます。介護食にも本腰を入れます。肉だんご日本一のみならず、今後も攻めの経営、営業で、大手にはない魅力を磨こうと思っています。

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