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業界交差点

この人に聞きたい:第408回
(週刊水産タイムス:13/09/16号)

鮮魚のセリ人から異色の転身

海洋管理協議会(MSC)漁業担当マネージャー  鈴木 允氏

(すずき・まこと)

 今年5月まで築地の卸売会社に籍を置き、鮮魚のセリ人をしていた。6月から現職。セリ人時代の人脈を生かし、日本国内の漁業者に持続可能な漁業の重要性を説くと同時に、MSC認証取得の意義などについて説明している。

 セリ人からMSCへの転身。異色の経歴と言えるが、それだけではない。実は今年4月から東京大学農学生命科学研究科農学国際専攻国際水産開発学研究室に所属。二足のわらじを履きながら、大学院生として水産物のブランド化や差別化などについて研究している。

 水産業との出会いは大学時代。フィールドワークの一環として三重県の熊野漁協を訪問。その魅力にひかれ、4年生の時に、空き家を借りて約1年半、漁村での生活を体験しながら水産業の現状を学んだ。

 05年に大学卒業後、築地の卸売会社に就職。入社後はセリ人として約8年間、様々な鮮魚を販売していた。

 自然環境や資源の大切さについては昔から関心が高かったという。

 97年に日本海で発生したロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」による重油流出事故。当時高校生ながら、ボランティアに参加し、海洋環境の大切さを痛感させられた。

 セリ人時代にも、商品価値がほとんどない幼魚・未成魚が入荷することがあった。

 「そういう魚は安くしても売れないし、食べてもおいしくない。小さい魚を獲ることで魚が減れば、漁業者が自分の首を絞めることになりかねない」と指摘する。

 おいしい魚を持続的に食べていくことが理想だ。「おいしい魚を追求していくと、(釣り物など)環境にやさしい漁業であることが多い」。

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