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業界交差点

この人に聞きたい:第412回
(週刊冷食タイムス:13/10/15号)

目を見開かせること、
それが現場改善の第一歩です

小杉食品技術事務所 代表  小杉 直輝氏

(こすぎ・なおてる)

成果あげた実例を使ってわかりやすく指導

 小杉直輝氏が大手食品会社の生産部門に籍を置いていたころ、「自分には現場の無駄が見えていなかった」と告白する。だからその頃トヨタ方式の工場改善専門家の指導を受けたときに、現場改善の指摘を素直に受け入れることができなかった。

 ただ、専門家の言葉が意識の底に引っ掛かっていた小杉氏は現場指導を受けた時に収録したテープを何度も何度も聞き直した。すると薄紙をはがすように、指導の内容が理解できるようになったという。

 このように「気づき」があればこそ現場の無駄を解消することができる。これは自らの原体験から得た教訓である。コンサルタントとして独立した後も、多くの生産現場に入り込み、実践的な指導を行い、コストダウンの成果を確実にあげてきた。

 改善を妨げるのは現場で働く従業員の「自分は間違っていない」、「ちゃんとやっている」という既成概念や思い込みだという。そういう人には「物の流れをこうすれば3人でやっていたことが2人でできますね」と実際にやってみせることがもっとも効果的。

 あるべき姿を具体的に示して、しっかり理解してもらうこと。それを繰り返すことにより、やがて「目から鱗(うろこ)が落ちる」。そうなれば次々と現場の無駄が見えるし、改善の実が上がるという。

 水産タイムズ社が開く今回の小杉直輝セミナーは「工場を利益体質に〜いい物をより安く」がテーマ。

 食品業界は国内から海外へと生産をシフトしたものの、中国やタイのコストアップが激しく、しかも安全安心の側面、生産から販売までのリードタイムが長いというデメリットなどから、今また国内生産が見直されている。小杉セミナーでは、国内工場の地の利を生かしつつ、ネックであった価格競争力をつけるという命題への答えを明示するものになるだろう。

 

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