冷凍食品(冷食)・冷凍野菜・お弁当の売上・取扱ランキング・ニュース

水産タイムズ社
トップページお問い合わせサイトマップENGLISH
業界交差点

この人に聞きたい:第435回
(週刊冷食タイムス:14/04/01号)

地元密着で大手と対抗

(株)コーゲツ 代表取締役社長  加藤 和彦氏

(かとう・かずひこ)学卒後、大手業務用冷食メーカー入社、広島と大阪で営業5年。同社に転じ企画室長、常務5年。40歳目前の平成22年3月社長に。帝京大経済卒、昭和45年6月沼津生。

学校給食のノウハウ生きる

 沼津に本社、静岡市と浜松市に支店を置く地域業務用卸。関東の有力業務用卸で組織するIFAのメンバーでもある。大手流通の攻勢を地域卸はどうはね返し、進路をどこに向けるべきか。若きリーダーの考えを聞いた。

 ――春の展示会で地産地消を強調したが。
 加藤 地産地消を含め、食育について、当社主力得意先の学校給食だけでなく、惣菜、外食、仕出しなど幅広い顧客が強い関心を持っており、差別化ポイントでもあります。我々卸だけでなく、外食、惣菜等のお客様も、地元に進出してきた広域チェーンと対抗する手段として、また地元愛の点からも地産地消は強く支持されます。当社も地域産品を生かしたオリジナル商品などを開発し、提供しています。

 ――学校給食の地産地消はわかるが、惣菜でも?
 加藤 地元スーパーが特産品をテーマとした調理研修会を開いたり、弁当の食材を県産品で揃えたり、みなさん熱心に取り組んでいます。そこに学校給食で経験した当社のノウハウが生かせます。

 ――静岡は地元に食材が豊富にあるからできるのでは?
 加藤 それはよく指摘されます。静岡は海の幸、山の幸、肉も野菜も地元で入手できる豊かな地域。だからこそ地元の食材を大事にし、地域の食文化を守る一助となりたい。

 ――地域愛を軸とした取り組みは、他地域から進出してきた大手に負けない、と?
 加藤 絶対に負けません。なにしろ静岡のことは我々が一番よく知っている。コストも品揃えも物流も業務に欠かせない要素ですが、地域への密着度では地元が強い。この考えを実現するため、関係機関との協議も進めています。

 ――社長就任から丸4年。重点策や学んだことは?
 加藤 「らしさ」を失うな、と会長(創業者加藤孝彦氏)から常に指導されます。時代変化は著しいが、「コーゲツらしさ」である元気の良さ、社風は大事にしようと。人のつながりの重要さも何度か経験しました。業務の上では在庫管理を大きく変えた成果が非常に出ています。適正在庫が見えるようになり、社員の意識が変わりました。また先輩経営者からも多くの大事なことを学びました。我々規模の企業では社長も従業員も1つになってこそ、力が出ます。

水産タイムス 冷食タイムス
(C) Copyright 2004-2015, Suisan Times Co., Ltd. All Rights Reserved.
当サイトに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。  お問い合わせ |サイトマップ著作権・記事使用・リンク・個人情報の保護などについて>>