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業界交差点

この人に聞きたい:第439回
(週刊水産タイムス:14/04/28号)

総合食品卸と新たな道を

旭水産(株) 代表取締役社長  村田 達則氏

(むらた・たつのり)昭和28年、東京・浜松町生まれ。慶応大商学部を卒業後、3男だったが家業の水産卸を継ぐ。趣味はジャズヴォーカル。

 東京・築地市場を拠点とした水産仲卸会社で、活魚、鮮魚、エビ、貝類、マグロなどを総合的に扱う。

 先代の父が「大弘」の屋号で昭和初期から魚河岸で仲卸を営み、昭和60年に「朝日が昇る如く」との思いを込め「旭水産」を設立。31歳の若さで社長になった。

 今は年商約24億円(平成25年3月期)を上げ、築地の仲卸でも指折りの存在だが、敢えて業務用食品卸の久世の傘下に入り、4月から完全子会社に。社長は継続するが、旭水産として、また村田家としても大きな決断だった。

 「国内の少子高齢化や市場外流通の拡大で、水産卸業界も生き残りの時代。従来型のビジネスで今後も成長を継続することは難しい。広い販売ネットワークを持つ久世と、築地場内・場外の物流ポイントを生かせる旭水産とでシナジー効果を図り、その可能性を追求する方が、会社にとっても、社員にとってもいい」と判断した。

 もともと寿司店、レストラン、ホテル、外食チェーンなど、幅広い取引先を持ち、品質の高さ、確かさには定評がある。グルメの間で名が知れ渡っている銀座の高級寿司店にも長年にわたって寿司種を納めてきた。これからは久世との協業により一層の拡販を狙う。

 滑り出しの4月。幸い、社内の雰囲気は明るく、社員のモチベーションも高い。「お客様は魚を扱うことに様々な問題を抱えている。お客様ごとに異なる問題点を一つ一つ解決するお手伝いをし、繁盛・繁栄していただくことが歓び」という旭水産の精神は「頼れる食のパートナーであり続ける」という久世の精神と共通する。 

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