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この人に聞きたい:第455回
(週刊冷食タイムス:14/08/26号)

たまご製品の需要旺盛

ケンコーマヨネーズ(株) 代表取締役社長  炭井 孝志氏

(すみい・たかし)昭和53年入社。商品や購買、物流、管理、生産の各部署を経験。平成12年から現職。香川県出身。昭和28年8月7日生まれ、61歳。東京水産大(現・東京海洋大)水産学部卒。

静岡富士山工場フル稼働で応える

 卵製品専用の静岡富士山工場を4月中旬から本格稼働した。「生産計画を前倒しするほど注文がある」という新工場の最新状況をはじめ、事業全体の概況、人手不足の問題、やわらか食の取り組み等、炭井社長に聞いた。

 ――静岡富士山工場のその後の稼働状況は。
 炭井 9本の焼成ラインのうち8本が順調稼働です。1ラインをメンテナンス中ですが、他の拠点で生産をカバーしており問題はありません。外食やCVS等の仕掛けで、卵製品は大きな切り口になっています。静岡富士山工場で焼成たまごを3カ年計画で年間約6000tまで上げる予定ですが、計画を前倒しするほど注文をいただいています。

 ――敷地に空きがある。
 炭井 昭和53年竣工の厚木工場(神奈川)が老朽化しており、同工場の機能を将来的には他に移転新設したいと考えています。その一方、厚木工場で出来る限り稼働を続けたいという気持ちもあります。厚木工場の移転新設はタイミング次第です。それ以前に重要な事は静岡富士山工場を安定軌道に乗せることです。

 ――売り先別で量販店、CVSの比率が高まっている。
 炭井 CVSは当社の予想を超える広がりを見せています。地方、量販店向け惣菜や日配品の取り組みに遅れがあります。ただし、当社の主要販売先は外食やパン業界。それら基幹分野とバランスを取りながらCVS、量販店の売上げを高めていくのが最善です。量販に対して子会社が惣菜を直販していますが、全国を網羅できておらず、テコ入れが課題。それには全国に5拠点ある惣菜工場を10拠点程度に増強する必要があります。

 ――惣菜工場は人手がかかる。人手不足の影響は。
 炭井 惣菜に限らず工場の働き手はもともと減ってきています。高校や専門学校から新卒で積極的に社員採用していかないと働き手の確保は難しくなっていくでしょう。

 ――やわらか食の取り組みも始めている。給食・老健向けに力が入っているようだ。
 炭井 やわらか食の展開は益々重要になってくるでしょう。重要顧客である地域有力卸が軒並み老健・介護のルート開拓に注力しています。要望に応えるためにも、やわらか食の取り組みを進めます。

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