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業界交差点

この人に聞きたい:第470回
(週刊水産タイムス:14/12/08号)

瀬戸内の魚の良さを発信

広島水産(株) 代表取締役社長  山本 英治郎氏

(やまもと・えいじろう)明治大学商学部卒業後、日本水産に5年。その後は地元。昭和27年1月27日生まれ。趣味はゴルフと水泳。酒は「ほぼ毎日」。

 地方卸売市場・広島魚市場の卸売業者6社が合併し、昭和59年に誕生した広島水産。合併前の中国水産物荷受株式会社の時代に31歳の若さで社長としての舵取り役を任され、そのまま合併会社の初代社長となった。

 社長業は合わせて30年になる。「水産業界が華やかな時もあったのでは」と聞くと、「それはもっと前の話。社長になってからは厳しい時代の方が長かった」と苦笑する。

 海外では健康食として魚の存在が見直され、消費量が増加している一方、四方を海に囲まれた島国の日本は若者の魚離れが指摘されている。魚食文化の国でありながら魚の消費量は減り続けている。

 これに歯止めをかけるためにも「徹底して鮮度にこだわる。鮮度そのものが価値」と原点に帰る。
 「瀬戸内の魚、とりわけ広島の魚はやっぱり美味しいという印象を消費者の間に改めて浸透させていきたい。魚本来の旨さを常に発信する会社でありたい」と改めて肝に命じる。

 事務所がある水産棟からは、瀬戸内海と小島が見渡せる。風光明媚なロケーションとともに、広島名産のカキをはじめ、アナゴ、アジ、メバル、タチウオといった多種多彩な魚介類がかけがえのない財産であることは間違いない。

 現在、年商は121億円(2013年度)。今期は堅調な魚価に支えられ、売上高は微増で推移。経費削減の努力もあり、「昨年は全くなかった営業利益も、少しは出せそう」とか。ただ、「要するに一昨年並み。決していい状態とは言えない」と、天王山となる年末商戦の大詰めに向けて今一度、気持ちを引き締めている。

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