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業界交差点

この人に聞きたい:第520回
(週刊水産タイムス:15/12/14号)

早めに仕掛け、計画的に

(株)うおいち 代表取締役社長  三輪 光幸氏

(みわ・みつゆき)昭和23年12月24日生まれ。同志社大学経済学部卒業後、大阪魚市場(現OUGホールディングス)入社。鮮魚部長、東部支社長などを経て平成20年現職。OUGH取締役。

 塩干品を扱う岐阜の仲卸業者の家に生まれた。当然、後継ぎとして期待され、本人も修業のつもりで大阪魚市場(現OUGホールディングス)に入社。

 塩干部への配属を希望したが、その思いとは違い配属は鮮魚部門太物課(マグロ)へ。異動願いが叶わないまま、マグロ集荷販売に無我夢中。ついには「親の承諾を得て大阪魚市場で仕事を全うすることに生き甲斐を得る」。

 若かりし頃、地中海にマグロの買い付けに行った。だが、定置網が12日間空っぽの状態。「もう帰ろうか」とあきらめかけた時、13日目に念願のマグロと対面。自然に対する畏敬の念とともに、その時の感激が今も忘れられない。

 それまで「荷は集まってくるもの」と当たり前のように思っていた頭を、思いっきり叩かれた気持ちになった。同時に、多少なりとも生産者の苦労を感じられたことは、その後の荷受業務にもプラスに。「目には見えないが、漁師の気持ちになれるかどうかで、荷受けも変わってくる」。

 7年前にOUGグループの事業会社うおいちの社長になり、今や大阪を代表する市場人。このところ業績は善戦健闘。今3月期も第2四半期まで順調に推移したものの、11月に様相が一変。天候不順で北海道の水揚げが激減した上、12月の年末商戦も今のところ「この暖かさが気になる」。

 以前の水産業界なら「ラスト3日間で大逆転」もあったが、「それは今や死語。早め早めに仕掛け、計画的に1日1日を積み重ねていくしかない」。

 年末の“天王山”を目前に気を引き締める。

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