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業界交差点

この人に聞きたい:第548回
(週刊冷食タイムス:16/07/19号)

今期中に構造改革進める

理研ビタミン(株) 代表取締役社長  山木 一彦氏

(やまき・かずひこ)昭和58年入社。中国室長等を経て平成18年執行役員。22年取締役執役業務用食品営業本部長。26年常務食品担当。6月社長。昭和34年宮城生、東北大農学部水産学科卒、57歳。

国内は収益確保、海外は成長へ

 57歳から77歳まで社長を務めた堺美保氏が後任に選んだ山木氏。業務用食品営業本部長時代に築いたメーカー、業務用卸業界への人脈が広いが、改良剤で冷食業界にも接点が多い。明るいキャラは持ち味。

 ――社長としての思いは?
 山木 身の引き締まる思いというのが一般的な答えだと思うが、当社は社是、基本方針、中期経営計画も定まっています。それに反しないやり方で進めます。事業の継続性にも問題はありません。

 ――注目する点は?
 山木 国内食品事業は拡大をめざしてきたが、ここできちんと利益を確保し、持続的成長を求めます。利益頭の改良剤事業はソリューションビジネスにもっと磨きをかけ、足りない点を取り込むことで利益体質をさらに強化したいと思っています。

 ――海外展開も活発だ。
 山木 特に海外の改良剤事業は成長スピードを上げる一方、長い目で育てる気持ちも大事。やはり海外事業は当社でも成長エンジンです。

 ――海外の食品事業は?
 山木 海外の食品事業については為替の大きな変動や現地の人件費等の高騰など事業環境が大きく変化しておりなかなか難しいですね。特に中国の青島福生食品は欧米向け販売を想定した食品事業だったが、事業背景がかなり変化したので、中国国内売りに構造転換を進めています。

 ――中国・アセアンや欧米、トルコと海外に拠点が多い。新たな商機もあるのでは?
 山木 米国でポークエキスを伸ばそうと。北米でラーメンブームが起きているので、期待できます。

 ――前期は増収増益。総じて堅調、問題はなさそうだが。
 山木 いやいや、課題だらけですよ。利益を増やすことによるROE(自己資本利益率)の目標値を掲げていますが、そのためには構造改革が必要。わかめの原料不足も悩み。得意先には原藻価格に見合った値上げをご理解いただくようにしていますが。

 ――中計は今年2年目。
 山木 構造改革は今期中に進め、来期には飛躍したいと。

 ――食品の後継体制は?
 山木 家庭用、業務用、開発など各部門の取締役と執行役員がいます。彼らを中心に選択と集中です。特に業務用はもっと強い事業にしたい。

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