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業界交差点

この人に聞きたい:第551回
(週刊水産タイムス:16/08/15号)

健康志向の高まり、米国で実感

丸紅(株) 水産部長  矢野 雅之氏

 

 2012年11月から3年間、米国アラスカに加工拠点を持つ子会社ノースパシフィックシーフーズ社(NPSI)の社長を務め、昨年12月に帰国。水産副部長を経て、4月から現職に就いた。64年生まれ、兵庫県出身。

 88年に丸紅入社後は約10年間、マグロ・カツオの買い付け中心に担当。入社直後は築地市場に毎朝通い、マグロビジネスのいろはを学んだ。丸紅が空輸したボストンの生マグロが築地に上場するのを初めて見た時は衝撃を受けた。「その大きさ(約200s)と価格(約1万2000円/s)にも驚いたが、コストを差し引いた利益の大きさにも驚いた」と当時を振り返る。

 97年4月からの約4年間と、12年11月からの3年間は米国シアトルに駐在。2回の米国駐在を経て感じたのは米国人の健康志向の高まり。

 「魚を良く食べるようになったし、何よりジョギングする人が増えた」と約20年間の変化を目の当たりにした。

 同社の北米事業で核となるのが鮭鱒加工事業。NPSIの工場で加工した鮭鱒を日本・北米・欧州の3大マーケットに販売している。

 今期は米国市場からのベニザケに対する引き合いがとても強く、「思ったほど日本に向けられない可能性もある」と昨年の6割程度の搬入と見る。

 昨年からは小型サイズ(2/4ポンド)も米国で評価が高まり、4/6サイズとの値差が今期縮まる傾向にあるという。

 今期からアラスカ産鮭鱒がMSC認証を再取得したため、MSC製品の需要が強い欧州からの引き合いが回復することにも期待。「欧州向けは販売を建て直すチャンス」と意気込みを見せる。

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