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業界交差点

この人に聞きたい:第558回
(週刊冷食タイムス:16/10/04号)

東北復興需要で北関東に新工場

共栄フード(株) 代表取締役社長  守屋 修二氏

(もりや・しゅうじ)商事会社から共栄フードに転職し、関西の営業を担当した後、横浜事業部長として2年。2009年1月末から社長を務めもうすぐ丸8年。岡山県出身。71歳。

ベトナムにも第2工場を

 昨年10月に新福岡工場が稼働を開始した共栄フード。今も立てつづけに新工場の計画が具体化している。来年5月にはベトナムのダナンに、来年10月までには群馬県伊勢崎市に新工場が稼働開始する。

 ――群馬県伊勢崎市にパン粉工場を新設する。
 守屋 約4千坪の土地を取得して焙焼式、電極式のラインと乾燥装置、パンの粉砕機を導入します。東北で復興が進み冷凍食品の生産を再開するメーカーが増えています。これまでは東北工場(岩手県千厩市)で生産したパン粉を関東にまで持ってきていましたが、東北での消費が増え、既に不足気味になっています。そこで、思い切った投資を行うことにしました。来期中(11月〜10月期)に稼働させたい。

 ――ベトナムのダナンにも新工場を建てる。
 守屋 来年5月に完成する予定です。起工式は既に終えました。

 ――ホーチミンにヴィナフーズ共栄がある。
 守屋 新工場はヴィナフーズ共栄のダナン工場という位置づけです。

 ――新工場のパン粉の販売先は?
 守屋 現地の食品メーカーです。製品はえびフライや白身魚フライ。日本、欧米、オーストラリア向けの輸出製品を作っている企業です。

 ――ベトナムの需要が増えている? タイにも2カ所にパン粉工場があるが。
 守屋 タイはえびの早期死亡症候群(EMS)の流行でえびフライの生産がベトナムにシフトしました。そのためベトナムのパン粉生産能力を高めることにしました。ダナン工場は電極式パン粉が月産600tの能力ですが、当初は月産200tほどでスタートする予定です。

 ――今期の販売状況は?
 守屋 目標の120億円に届きませんでしたが、前年比4%増の118億円で着地する見込みです。11月から3月まで冷食業界が不調だったためスタートはあまりよくありませんでしたが、4月から好転しました。外食市場がよくないと言われていますが、トンカツは伸びているようです。大手外食企業のトンカツチェーン店が増えていることと、インバウンドの影響でしょう。

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