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業界交差点

この人に聞きたい:第562回
(週刊冷食タイムス:16/11/01号)

CVS向けに冷凍豆乳も

浙江銀河食品有限公司 総経理  汪 中亭氏

(英語名Sabrina)1984年創立の同社を義理の父親から引き継ぎ、女性ならではの感性と目線で改革、成長に結び付けてきた。物静かな語り口調。英語が堪能。1972年8月1日生まれ。

業容拡大に備え物流拠点を新設

 中国浙江省の冷凍野菜を主力とする食品メーカー、浙江銀河食品有限公司(杭州市、汪中亭総経理)は冷凍倉庫とリパック機能を備えた物流拠点を新設する。今月着工、来年秋に完成予定。汪総経理に今後の戦略を聞いた。

 ――2014年11月に新工場と検査センターを新設したが、今後の投資計画は。
  11月、新物流拠点の第1期工事に着手します。本社から車で約15分、蕭山国際空港の近くの工業団地です。冷凍倉庫とリパック機能を備えた物流拠点で、保管能力5000〜6000t規模を予定しています。来年秋の完成予定です。

 ――第2期の予定がある?
  具体的な日程は確定していませんが、第1期完成後の稼働状況を見ながら判断することになります。第2期も第1期で建てるものと同規模になる見通しです。本社敷地内に保管能力1万t規模の半自動倉庫がありますが、毎年10%前後で業績を伸ばしていくと、早晩、保管能力が不足するのは確実。物流の合理化を図る意味でも、早めに新物流拠点を手当てすることを決断しました。

 ――工場が4階建て、検査センターは5階建てと高層型の理由は。
  いまや中国も土地不足で、新たな土地を手当てするには巨額の資金が必要になります。当然、これからの時代は生産性を上げるためにも平屋型の工場が減り、高層型が主流になると思います。当社では、原料野菜は別棟で下処理を済ませた上で、中空に渡した水路で工場へ搬入する仕組み。原料による汚染を防ぐのが目的です。別室では点心などの調理冷凍食品も生産しています。

 ――前年の業績は。
  2014年の2.0億人民元(1人民元≒16円換算で32億円)に対して、15年は2.5億人民元(同40億円)でした。冷凍野菜の輸出事業のうち、半分以上が日本向けです。3年前に12%だった中国内販比率が28%まで拡大しおり、将来的には半々に持って行きたいと考えています。

 ――内販事業のメインは。
  機内食や学校の食堂向けの冷凍野菜が主力です。近年はコンビニエンスストア向け冷凍中華まんや、冷凍の豆乳(日本のCVSの持ち帰りコーヒーのように店内調理で提供)が伸びています。

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