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業界交差点

この人に聞きたい:第584回
(週刊冷食タイムス:17/04/11号)

大型カテゴリーに挑戦

日本ハム冷凍食品(株) 代表取締役社長  鶴田 道太氏

(つるた・みちた)昭和56年宝幸水産(現宝幸の前身)入社。平成18年関東支社長、21年執行役員、24年取締役常務執行役員事業本部長兼関東支社長を経て28年4月1日付で現職に就く。昭和32年1月31日生まれ、60歳。

生産体制の整備検討へ

 日本ハム冷凍食品の鶴田道太社長は「2020年度売上高300億円をめざす中で、大型カテゴリーへの挑戦は不可欠。生産体制の整備を図る」と語る。

 ――昨年4月宝幸の取締役常務から現職に就き、何を手掛けた。
 鶴田 この1年間は営業力と商品開発力の強化に努めました。同時に、旧社名「日本ハムデリニューズ」を誰にでもわかりやすい社名にしたいと考え、社名変更の準備を整えてきました。事業所を昨年10月に東北(仙台市)と中四国(岡山市)へ、今年4月1日付で北関東(群馬県高崎市)に新たに開設し、9営業所体制としました。これにより営業スタッフは前年よりも約30%増えています。

 ――2020年度の年商目標300億円の勝算は。
 鶴田 今後は肉製品を基調とした商品以外、いわゆる大型商材といわれるジャンルにも挑戦していきます。米飯、麺、スナックなどを念頭に置いた開発を進めます。扱いカテゴリーを拡大するには、既存の日本ハムグループの工場設備だけでは足りません。協力工場も含めて、生産体制を整える必要があります。300億円を達成するには、今の約2倍の売上げが必要。数量ベースでは1万5000tを3万tに拡大するということで、生産設備をどう確保していくか、プロジェクトチームを立ち上げて検討しているところです。

 ――春の新商品の動きが良い。
 鶴田 家庭用冷凍食品はこれまで弁当カテゴリーでマーケットを拡大してきましたが、これからは夕食・食卓向けの充実が不可欠と考えます。その一環として、従来ボイル調理だった冷凍ハンバーグを、調理時間の短い電子レンジ調理に変え、かつソースを別添した商品を開発。新たに“焼の匠ハンバーグステーキ”シリーズを立ち上げて、今春新発売しました。和風オニオンソース、赤ワイン仕立てのデミグラスソースの2品は、味の評価が高く、売上げを順調に伸ばしています。

 ――グループが持つ強みを新商品に取り入れている。
 鶴田 “中華の鉄人陳建一”シリーズに、野菜を加えてフライパンで炒めるワンクックメニュー「黒酢酢豚」と「回鍋肉」を発売しましたが、日本ハムのチルド食品に通じる商品。ひと手間加えて仕上げるチャレンジ商品ですが、とても評判が良いです。同様に30年の販売実績があるチルド食品の“チキチキボーン”とコラボレーションした商品「若鶏からあげチキチキボーン味」は、近年類を見ないほど高い配荷率を示し、好調に売上げを伸ばしています。

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