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業界交差点

この人に聞きたい:第587回
(週刊水産タイムス:17/05/08号)

マグロ事業、3年で100億円に

オーシャン貿易(株) 代表取締役社長  米田 多智夫氏

(よねだ・たちお)1941年2月生まれ。76歳。滋賀県出身。73年、オーシャン貿易設立。『人まねをしない』『三方よし』『種をまく』が信条。同社と関わるすべての人が繁栄し、喜んでもらえるビジネスをめざしている。

 他社にはない差別化商品の開発が同社の一番の強み。前年度の年商は220億円(2016年12月期)。事業の柱は8割近くを占めるサーモン輸入だ。

 ノルウェーの北極圏で育つ「オーロラサーモン」は、同社のサーモン事業をけん引する看板商品。今では「オーロラ」を中心に、ノルウェー産空輸サーモンの国内販売シェア30%を占めるまでになった。

 サーモンに次ぐ柱として注力しているのがマグロ事業。インドネシアやベトナムなど東南アジアなどの生産者と手を組み、漁獲から加工・流通まで徹底管理したマグロ加工品を日本に輸入している。
 「マグロの輸入では後発。最終ユーザーが扱いやすいロインなどの加工品に注力することで、GG(原体)主体の既存のマグロ流通を変えていきたい」

 プロトン凍結を活用した鮮度抜群のインドネシア産マグロ「もっちりまぐろ」も売り出し中だ。

 最大の課題はマグロの調達だが、東南アジアなどの漁業者との関係性を強め、日本向けにマグロが安定供給できる体制を着々と構築している。漁船への投資も行う。

 「漁業者に話を聞いてもらうには、資金を投じないと難しい。マグロ事業の売上高を3年以内に100億円まで拡大したい」

 同社は水産物輸入だけでなく、ベトナムの子会社を通じて、菊(生花)や野菜の栽培を行っている。

 「土作りから始まり、種をまき、収穫まで5〜10年はかかる。水産事業も同じで、これまでまいた種から、今やっと芽が出始めている。今後はサーモン以外の商材を増やし、水産事業の売上高を300億円、400億円と拡大したい」

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