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この人に聞きたい:第608回
(週刊水産タイムス:17/10/09号)

設立50周年、日本の支援に感謝

東南アジア漁業開発センター 事務局長  コム・シラパチャン氏

 

 通称は「シーフデック(SEAFDEC)」。本部はタイ・バンコクにあり、東南アジア地域の持続的な漁業の開発を促進するために設立され、日本は海洋調査船の供与など、運営・財政面で主導的な役割を果たしてきた。

 1967年の設立から50周年を迎え、このほど来日。「3カ国からスタートし、現在は11カ国に拡大。日本の資金援助、ASEAN諸国の協力によって順調に活動を続けることができた。東南アジアの漁獲量も世界の20%を占めるまでになった」。

 訓練部局(タイ)、海洋水産調査部局(シンガポール)、養殖部局(フィリピン)、海洋水産資源管理開発管理部局(マレーシア)、内水面開発管理部局(インドネシア)の5つの部局からなる。
 海洋水産資源に関する研究調査は、将来の持続的な利用に向けた取り組み。訓練部局では責任ある漁業の構築するための技術と訓練を行っている。持続可能な生計を確保するための最新の沿岸漁業管理や、操業でもエネルギーの最適化などもあり「活動範囲は広がる一方」と強調する。

 今後の課題に、@養殖を含めた詳細なデータ収集A漁獲技術の向上B生態系に配慮した漁業へのアプローチC人材育成――などを挙げる。

 「いずれも継続して取り組まなければならない課題。引き続き持続可能な漁業開発に向けて、さらなる日本の支援を受けられたらと考えている」

 50年に及ぶ日本の協力、支援に感謝する。
 「資金面はもとより、人材派遣、技術供与、アドバイスなど、キメの細かなサポートにあっての今日がある」
 東南アジアの漁業振興なくして、世界の水産業に未来はない。「東南アジアでの漁獲物の多くは日本に輸出される。水産物の品質向上や安全性確保の点で、日本の協力に対して還元したい」

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