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業界交差点

この人に聞きたい:第662回
(週刊冷食タイムス:18/11/13号)

勢いづく家庭用冷食

(株)ニチレイフーズ 取締役常務執行役員 家庭用事業部長  竹永 雅彦氏

(たけなが・まさひこ)平成元年ニチレイ入社。畜産畑から8年九州営業支社。アセロラ、外食、マーケティング担当を経て25年ブランド推進部長。27年執役生産管理部長、28年家庭用事業部長。今年常務に。昭和39年9月八王子生。東北大農卒。

本格炒め炒飯、特からがけん引

 ブランド推進部長時代は池田社長(当時)が掲げた「はみだす」活動の事務局。生産部門を経験して2年前家庭用担当。本格炒め炒飯、特からなどヒット作を次々生み出した。

 ――家庭用冷食、好調だ。
 竹永 市場も、当社もいい感じで伸びてます。特にこの2年は良い。上期も家庭用調理冷食と農産品市場が4.6%増と分析していますが、当社はその5ポイントプラスで推移しました。特に米飯とチキン加工品は毎月2ケタ増。

 ――本格炒め炒飯が売れてる。
 竹永 本格炒めは昨年100億円を達成したんですが、今年はさらに2ケタ上回ってます。もちろん叉焼を増量したり、品質改良も行ったおかげでしょうが、8月は単月で過去最高を更新しました。テレビCMもいま入れてます。

 ――米飯、チキン、中華系商材は好調ながら、弁当向けの立て直しが業界の課題となっている。
 竹永 弁当市場は確かに大きな伸びはないんですが、現状で99.8%。ほぼ前年実績を維持しています。これに対し当社は昨年から“大人の弁当”の訴求を始めました。プロモーション、SNS、キャンペーンなどを相次いで手掛け、CMも入れました。

 ――底を支えているのは何?
 竹永 働く女性が増えて弁当の利用が多くなっていること、シニアの需要も弁当向け商材にプラスになっていると思います。実は春の商品施策で改定発売した「焼肉マヨグリル」、これでいいのか、と若干迷ったんですが、出したら動いた。発売50周年の「ミニハンバーグ」、30周年の「からあげチキン」も依然好調。肉系は弁当に合うし、弁当以外のおかず、つまみなどにも確実に利用されています。弁当向けに昨年打ち出した「お弁当は離れていても食卓です」というアピールも効いています。

 ――シニアが再び使い出した?
 竹永 シニア層はBSテレビをよく観ている。そこで孫と一緒に冷凍食品を食べているCMをBSで投下すると、ドーンと反響が返ってきました。高齢者にも冷凍食品は使いやすいと思います。

 ――チキン加工品も好調だ。
 竹永 本格炒め炒飯がトップ商材でしたが、特からはそれに並ぶまで大きくなりました。1個のサイズ、パッケージに紫色はどうなのか、と疑問視する声もあったが、ドッカ〜ンときてます。冷凍素材としてサラダチキンも投入しましたが、これは時間がかかる。しかし冷凍食品の次のチャンスを広げるためにもやっていきます。あまり食べられなかった胸肉が逆にヘルシーと評価される。料理好きな人には使い勝手もいい商品です。

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