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業界交差点

この人に聞きたい:第664回
(週刊冷食タイムス:18/11/27号)

ラーメン文化を世界に輸出

西山製麺(株) 代表取締役社長  西山 隆司氏

(にしやま・たかし)中央大学卒業後、ファミリーレストラン会社を経て西山製麺に。外食産業の経験を生かし工場内に模擬ラーメン店を作り、国内外でラーメン店開業の支援も行っている。講演の機会も多い。1958年10月生まれ60歳。札幌市出身。

新工場のプランも具体化へ

 サッポロラーメンの誕生を製麺の部分で助けたのが創業期の西山製麺。歴史もさることながら、今ではサッポロラーメンを食文化として海外に発信し、輸出を強化している。

 ――今12月期の海外売上げは、目標だった総売上げの1割を超えそうだ。
 西山 17年度は直売で2億8000万円。一部商社の売上げもプラスするとざっくり3億円でした。今期は10月中旬まで23%増で推移していますので、3億7000万円くらいになるでしょう。

 ――総売上げも33億円ほどで着地する見込みだ。
 西山 国内もプラスオンがありました。

 ――本社工場の製麺ライン7本のうち1本を6000万円投資して能力を15%増強、輸出専用ラインにした。
 西山 胆振東部地震の影響で10月に予定していた稼働開始が11月に遅れました。

 ――海外のラーメン人気はもはやブームではなく定着しており、しかもまだ伸びている。設備はもっと必要では?
 西山 昨年工場用地1350坪を取得しました。ですので、再来年にどうするかを考えています。既存工場は老朽化していますし、一部の生産は外部に委託していますから。輸出用ラインも冷凍庫が足りていないので、輸出向けの整備も必要です。

 ――新工場を建てるとしたら輸出用?
 西山 そうとは限りません。現工場の一部を新工場に移し、外部に委託している部分も含め、3年かけて既存工場の増改築も含めた整理をしたい。それには既存工場から一部のラインを出さないとできません。

 ――欧米と中東向けの業務用が多いと思っていたが、中国向けの家庭用新商品を展示会で見かけた。
 西山 中国四川省成都の日系量販店での販売が始まります。以前から中国にも売っていましたが、今回は本格的な中国販売と考えてもらっていいでしょう。ただ、小売用はまだ規模が小さい。当社の輸出の95%は業務用です。

 ――欧米で市販用は?
 西山 要望があって以前から少し手掛けています。ただ、アメリカは温度管理が日本と異なり、要冷凍と記載していてもチルドで売ったりします。万が一のことがあったら大変なので、慎重に取り組んでいます。欧米のスーパーでは生麺の売場そのものがほぼないので、冷凍か乾麺でいくしかないのです。

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