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業界交差点

この人に聞きたい:第701回
(週刊冷食タイムス:19/09/03号)

社長就任3年目で増収増益

(株)京果食品 代表取締役社長  太田垣 公一氏

(おおたがき・こういち)日冷スター販売、日冷直販などを経て、1988年日本マッケイン・フーズへ移籍。同社社長を経て16年から現職。52年9月10日生まれ、66歳。東京出身。明治大学ラグビー部卒(政経学部卒)。

5項目の適正化進めた結果

 京果食品の社長就任から丸3年を経過。本社のある京都ではホテル暮らし、週末に自宅のある千葉に帰る。元ラガーマンの太田垣公一社長の表情が明るいのは業績のせいか、ラグビーブーム到来のためか。

――2016年の社長就任から4年目に突入した。
 太田垣 組織改革からスタートして、ほぼ予定通りに変えることができました。利益のない仕事をやめるなど、5項目について適正化を進めた結果、3年目で増収増益に転換して継続しています。

 ――同年にスタートしたミャンマーの冷凍野菜事業は?
 太田垣 ミャンマーは熱波や豪雨などの天候異常で、当初計画していた原材料の手当てができず厳しい状態が続きました。昨年、カーギルジャパンから弊社に1名出向し、ミャンマーを担当してもらうようになり、方向性がはっきりと打ち出せるようになりました。

 ――ミャンマーからの輸入量はどの位あるのか。
 太田垣 昨年は1500tの計画に対し700t止まり。今年はほうれん草を作り置きする形で在庫を溜め、6月になって日本で発売し、次の新物まで品切れが出ないように売っていきます。今はオクラがメインで、ホールよりもスライスの方が多い。ミャンマーのオクラは土壌との相性がいいのか、色持ちが良いのが特徴。進出して1〜2年目までは、農家が持ってくるのは成長し過ぎた特大のオクラばかりで大失敗。S、Mとサイズで値段決めすることで、欲しい規格が揃うようになった。

 ――いんげんの計画もあった。
 太田垣 昨年はほとんどできずに終わり、再び挑戦、これまでのところ成長は悪くありません。もっとも、本格的な生産まではもう少し時間がかかりそうだ。これは里芋も同じで成功と失敗の繰り返し。いま試験的に計画しているのが「うまい菜」(アカザ科フダンソウ属)という比較的若いうちに小松菜などのように株ごと収穫する野菜で、京都では秋蒔きで年明けに収穫された肉厚なものが出回ります。中国に続いてミャンマーでも試したい。

 ――各社ブロッコリーの売れ行きが順調だと聞く。
 太田垣 エクアドル産が外食ルート、中国産は病院ルートで伸びています。栄養が豊富でボリュームがあり、価格が手頃ということでしょう。国産ほうれん草は昨年秋の欠品で失った顧客が取り戻せていません。ポテトは欧州産が堅調で、スーパー惣菜やCVSでの需要が活発です。冷凍野菜全体では順調に推移しています。

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