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この人に聞きたい:第735回
(週刊水産タイムス:20/05/11号)

価値高めるのが卸の役目

築地魚市場(株) 取締役常務執行役員  村山 弘晃氏

(むらやま・ひろあき)1983年東市入社。2015年執行役員営業第一本部長、16年6月取締役、17年取締役執行役員営業本部長、18年4月取締役常務執行役員、今年4月から営業部門長兼市場営業本部長。1960年6月生まれ。

 北海道・釧路の漁師の家に生まれた。東海大海洋学部水産学科を卒業し、東市へ入社。入社後、10年間は鮮魚を担当。そのうち2年間は長崎出張所に駐在。以西底引き網船が水揚げする魚を買い付けしていた。
 「当時は長崎に全国の荷受の出張所が20以上集まっており、いかに沢山の魚を築地に送れるか試行錯誤していた」。1990年代前半のバブル景気の頃に、活魚ブーム真っ只中の特種・活魚部へ異動。扱いが減少していたアナゴやフグなど活魚の扱いを増やし、部署を立て直した。
 入社した頃の日本の漁獲量は1200万t以上あったが、現在はその3分の1程度まで減少している。
 「(当時は)漁業が全盛期で市場に活気があった。今は数量が減った分、売り方などが複雑になっている」と語る。
 産地と連携し、魚の付加価値を高めることが水産卸の重要な役目と語る。山形で獲れるサワラのブランド化も手がけた。
 「一本釣り、定置網、まき網で獲ったサワラがすべて同じ価格というのはおかしい。釣り物の良さを最大限生かすため、船上で活締めして付加価値を高めることができた」
 直面するコロナ禍を乗り越えるのが喫緊の課題だが、「自分たちがコントロールできることをやっていくしかない。水産物を安定供給することが当社の使命。本社とグループ企業との連携を図りながら、顧客ニーズに応えていきたい」。
 今年12人の新入社員が入社した。「ITなどが当たり前の世代。彼らを通じて将来の水産卸のあるべき姿が見えてくる」と期待を寄せている。

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