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業界交差点

この人に聞きたい:第738回
(週刊水産タイムス:20/06/01号)

いかなる状況下も使命果たす

(株)ホウスイ 代表取締役社長  中島 廣氏

(なかじま・ひろし)1948年2月生まれ。鹿児島県出身。東京水産大(現東京海洋大)卒。中央冷凍(現ホウスイ)で川崎冷蔵庫工場長、新生ホウスイで常務、専務などを歴任し昨年6月社長。

 社長として“初陣”となった2020年3月期を増収増益で着地した。二本柱の冷蔵倉庫事業、水産食品事業とも前年実績を上回り、売上高800億円を突破。従業員へ3年ぶりに期末手当を支給でき、まずは安堵(ど)の表情を見せる。
 「豊洲冷蔵庫が順調に稼働し、新設の川島物流センター(埼玉県)も計画を上回る貨物の取り扱いを達成。おかげで黒字安定化を前倒しできた。食材調達・加工・納品までを手掛けるリテールサポート部門の水産流通(子会社)も得意先を広げた」
 冷蔵倉庫の保管能力はこの10年でほぼ倍増の21万8000tに達した。今後は3つの冷蔵庫を抱える豊海地区の再開発が課題だ。
 水産食品事業も水産食材卸売部門の堅実経営、リテールサポート部門のさらなる拡大、子会社せんにち(玉子焼き・あんこ製造販売)の商品開発・営業力強化に、最大の力を注ぐ。
 ただ今後は、いやでも新型コロナウイルスと向き合わざるを得ない。今期は営業増益を見込むが、売上高は手堅く設定した。
 「食卓へつながる食品流通を担う大切な仕事。どんな状況下においても食の安全・安心を守りながら、食品供給の使命を果たさなくてはならない」
 今は新型コロナと闘う医療従事者に感謝しつつ、一日も早い終息を強く願う。ウィズコロナの“ニューノーマル社会”に向けた働き方改革にも取り組む。
 中央冷凍の吸収合併で2008年に「新生ホウスイ」となって以来、会社を引っ張ってきた乃美昭俊代表取締役会長が6月23日で最高顧問に。名実ともに舵取りとなる重みを実感する。

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