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業界交差点

この人に聞きたい:第759回
(週刊水産タイムス:20/11/02号)

養殖魚の価値を消費者へ

ウミトロン(株) マネージャー  佐藤 彰子氏

 

クラファンで協力した
赤坂竜太郎氏(中央)と
(シーフードショー大阪、2020年2月)
 1990年岡山県生まれ。慶應義塾大学卒業後、三菱UFJ銀行やIT企業勤務を経て水産養殖に特化した技術開発を行うウミトロンに入社。広報をはじめ人事、総務、事業開発に至るまで多彩な分野で活躍する。アグレッシブに活動する同氏を突き動かす動機の一つは「養殖魚の本当の価値を少しでも多くの消費者に届けたい」という思いだ。
 「天然と養殖、どちらにもそれぞれの魅力がある。しかし、国内市場においては天然志向が強いと感じる局面もある。養殖魚はヒト(生産者)が関わるプロセスが多く、食材の裏側に潜むストーリーや生産者のこだわりも膨大。知ったうえで天然魚を含む魚食を楽しんでほしい」と佐藤氏は強調する。
 これまでにも広報担当として養殖魚を料理して食べる「フィッシュパーティー」の定期開催やマダイ養殖を営む赤坂水産(愛媛県西予市)との共同クラウドファンディングの実行などPR活動に励んできたが、さらに活動の場を広げるため水産女子PJへの参加を決意した。多彩な分野で活躍する水産女子とつながり、水産物流通における消費者への動線を強化したい考えだ。
 佐藤氏は「水産物は加工や流通、小売、外食など各過程で働く人たちがいてこそ消費者に届く。生産者が心を込めて育てた養殖魚も食べてもらわなければ無駄になってしまう。川上から川下に至る多くのメンバーと連携し、養殖魚の普及に努めていきたい」と意気込みを語る。
 水産女子としての初舞台はこのほどオンラインで開催された、食と農林漁業の祭典「ジャパンハーヴェスト2020」。YouTubeライブで他のメンバーらと積極的な意見交換を行った。
 コロナ禍により自粛・延期していたフィッシュパーティーやクラファンへの恩返しとなる現地視察ツアーも実施に向け、すでに動き出している。GoToキャンペーンも追い風となることだろう。佐藤氏の手掛ける「食と技術の橋渡し」が注目される。

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